男性には夢のような歯医者が登場…胸元が開いた制服で患者の気を紛らわせる
いい大人であっても歯医者はちょっと怖いという人は多く、緊張するものです。
治療のときの脳に突き刺さるような音を聞くだけで震え上がってしまう人もいますが、歯医者だって意地悪をしてるわけではありません。
ドイツで女性の歯科医が、患者に出来るだけリラックスしてもらおうと、胸元の開いた制服を導入したというニュースがありました。
ミュンヘンで開業しているマリー・キャサリン歯科医は、患者の恐怖心を取り去ることが大事だとして、胸の谷間の効果を最大限に活用することにしました。
このアイデアはドイツ・ミュンヘンで催される世界最大規模のお祭りオクトーバーフェストで、ディアンドルと呼ばれるドイツの民族衣装をまとった女性に男性客たちが見とれていることを知り、自分とアシスタントたちの分を注文したそうです。
胸元が大胆に開いたブラウスと、きつい胴体周りによって胸を持ち上げるスタイルになっており、強調された胸の谷間によって患者の注意を惹きつけ、痛みを紛らわせたり、麻酔を効きやすくする効果があると説明しています。
患者の中には、彼女たちと対面したときに驚いて口をあんぐり開けている人もいるそうで、まさに狙い通りの結果だと言います。
この衣装は1着430ポンド(約5.7万円)もするそうですが、すでに患者が3割以上増えており、投資分の効果は得られているようです。ただし(もちろん?)増えたのは男性患者ばかりだとのこと。
ミュンヘンではこういった歯科医の競争が激しくなっており、同業者の中には院内がミッキーマウスで埋まっているとか、スター・トレックのような装飾がされているとか、いろいろな創意工夫が凝らした歯科医院が増えているようです。
こちらの医院では衣装だけにとどまらず、250平米の広さを活かして暖炉や木のベンチがあり、鹿の枝角などが壁にかけてありアルプスロッジ風の待合室となっています。
日本でも歯医者の経営が難しくなっていると聞きますが、何かしらの企業努力が必要な時代にきているのかもしれませんね。
German dental staff wear low-cut dresses to distract patients