あなたならどうする?留守番電話にプロポーズが入っていたけど間違い電話だった
プロポーズは一生の間にそう何度もあるものではないだけに、他人事であっても、ぞんざいに扱うには重いものです。
アフガニスタンに駐留する兵士が恋人に電話をして、プロポーズの言葉を留守番電話に残したつもりが、どうやら番号を間違えて違う先にしてしまったそうです。
3児の母であるダイアン・ポッツさん(44歳)のお宅に、ある日、若い男性の声で留守番電話が入っていました。
「先月は電話できなくてごめんよ。でもこっちの状況もすごいんだ。あと数ヶ月したら帰るよ。仲間の一人が爆破されたんだ、つらいよ。来月には話せると思う。愛してるよ、心から。聞こうと思っていたことがあるんだ。僕と結婚してくれるかい?」
そう、メッセージはサマンサという女性へのプロポーズだったのです。これを聞いたダイアンさんは胸が痛んだと言います。
メッセージの内容からアフガニスタンに駐留する兵士だと想像できるものの、どこの誰だかわからないそうです。
きっと彼の方も赤の他人の電話にメッセージを残したことに気づいていないだろうから、本来受けとるはずだった女性にどうにか連絡がつかないかと考えたようです。
これを受けてアフガニスタンで部隊を率いるデイビッド・イーストマン大佐は、現在軍の各部隊にこの男性にあたる兵士がいないか確認を取っているそうです。
きっとプライベートなメッセージだっただけに、公開されたことを知れば、本人は恥ずかしがるだろうとスポークスマンは述べています。
命を賭した戦場からの一世一代のプロポーズ、あらゆる手段を講じてでも伝えてあげるべきなのか、プライベートなこととして秘匿してあげるべきなのか、判断に迷うところですよね。
実際の電話音声は以下よりどうぞ。
YouTube - Soldier calls wrong number - Leaves heartfelt message