海外で語られていた「神さまの力って今はこんな感じ? 」
一神教の宗教では、神は全知全能の存在であることが多く、神話や伝承を見れば数々の奇跡を発揮していることがわかります。
しかし時代の流れと共に「神の力」も移り変わりがあるようで、それを曲線グラフで表したものが海外サイトで人気を呼んでいました。ご覧ください。
古代の奇跡に比べて、現在の奇跡はなんて地味なのでしょうか……。
意味がわからないと言う方のために説明すると、近年欧米では焼きあがったトーストなどに「キリスト像やマリア像が浮かび上がってる!」とネットオークションに出品されることが多いのです。
数年前に、キリストに見えるシミが高額で売れたなんて事があったため、それ以来イエス様やマリア様に見えるものはとりあえずオークションに出品してみたくなるようです。
トーストにジーザス。
アイロンにジーザス。
もちろん最近では値段がつくことはめったに無いのですが、パンケーキや床の汚れ、果ては犬の肛門に出現したなんてものもありました。さすがに冒涜にならないんでしょうかね…。
それらが本当にゴッドパワーによるものかの真偽はともかく、この件に対する海外サイトのコメントを抜粋でご紹介します。
・これに人間の力を上乗せしたバージョンを見たい。
・「世界の破滅」はだいたい創造と同じくらいのパワーに相当するのかな。それならこれからが期待できる。
・これは科学的知識に対する策略だな。
・科学や哲学の伸びにともなう負相関だ。
・トーストに現れて、水上を歩いたのは神じゃなくてキリストじゃないのか。
・彼は神でもあり、神の息子のキリストでもあるんだ。ハイブリッド近親相姦クローンなんだよ。
・もっと超自然力を充電しなくちゃいけないようだな。
・このX軸がちっとも一定間隔じゃないことに不快を感じる
・数学者なのか。
・純粋な分野ということでは数学者が勝つんだ。
・「もし宗教が証明出来ない主張を含む概念だと定義されるなら、ゲーデル(数学者)は数学が宗教であるだけでなく、なおかつ唯一証明の出来る宗教であると教えてくれた」 ―ジョン・バロウ
・スポーツ選手の祈りが毎回聞き入れられるとしたら、神はかなり多くのタッチダウンの責任者だな。
・スポーツ選手らが祈るのをやめさえすれば、アフリカの飢餓の子供たちの面倒見られるかもしれないな。
・この次の段階では、神は単なる我々の想像による絵空事となるであろう。
・神の力は史実の質と時間に、反比例するということだな。
・お前らもトーストに出現したかったら、先に宇宙を作れ。
父なる神と、神の子キリストと、聖霊は一体であるという三位一体説も、現代の用語で説明してしまうと、とんでもないニュアンスになるんですね…。
くだらない軽口の中にも、宗教が根付いてる国ならではの発想や視線が垣間見られて興味深いです。
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