フランスで高校教師が解雇、なんと精神病院の脱走患者だった
フランスでドイツ語を教えていた教師が解雇されました。
驚くべきことに、なんと解雇理由は北アイルランドの精神病院からの脱走患者だったと言うのです。
ルイス・アレクサンダー・モウヒニー(26歳)は、南フランスのとある高校でドイツ語の教鞭をとっていました。
彼が自分の正体はスコットランドヤードの秘密エージェントであると言い出したことから、不審に思われたようです。連絡を受けた警察の調査から、実は彼に精神的な問題があるということが発覚しました。
2008年に、北アイルランドの首府ベルファストでナイフによる傷害事件を起こして起訴されましたが、精神的な異常が認められ、統合失調症との診断によって無罪が確定していました。
その後、精神病院に収容されていたものの脱走、行方不明となっていたようです。現在はフランスの精神科で拘束されており、その後にアイルランドに送還される予定とのことです。
生徒や学校関係者からすると穏やかではない話ですが、病院を脱出した上にフランスに渡航してドイツ語教師の職まで得てしまう就活能力の高さは、この不景気の中、見事というかしかありませんね。
Schizophrenic Irishman fired from teaching job in France