動物虐待を抑止する法律が可決されるまでドッグフードを食べ続けることにした女性
「動物は人間のように要求する声をあげることが出来ません。虐待されても知らせることもできません」
アメリカのオハイオ州のペットホテルで7匹の犬が死んだことをきっかけに、動物虐待者を重罪とする法律が可決されるまでドッグフードを食べ続けることを決めた女性がいました。
現在アメリカでは、動物を虐待死させると第五級重罪となる州が大半を占めていますが、オハイオ州を含む9つの州では初犯のケースでは起訴されません。
そのオハイオ州で、ペット預り所で7匹の犬が死に12匹の犬が飢えていた事件が起こりました。この事件をきっかけに虐待への厳罰を希望する声があがりました。死んだロットワイラー犬の名前にちなみナイトロの法案と呼ばれているそうですが、1度は下院を通ったものの上院は通過しませんでした。
これを受け、マイアミビーチに住む動物愛護家のニッキー・ムースタキさんは、この法案が通るまで風変わりな抗議を選択したのです。なんと1日に最低1回ドッグフードを食べるというものだそうです。
ニッキーさんはこうした問題は地域だけではなく国全体の問題であると主張しています。動物たちは声をあげたり投票をすることが出来ないので、自分がその地域の者でなくとも、他の動物たちのためにこの法律が通るまでドッグフードを食べ続けると決心したそうです。
人がドッグフードを食べること自体には意味は無いかもしれませんが、広く関心をひいていると言う点で、すでに成功を収めていると言えそうです。
Woman will eat dog food on YouTube every day until animal rights law passes
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