わずか1ペニーを物々交換していくうちにブルガリアの土地が手に入った…現代版わらしべ長者
最初に持っていたワラを物々交換していくうちに、最後には大金持ちになった「わらしべ長者」という夢のようなおとぎ話はみなさんご存知かと思います。
イギリスでわずか1ペニー(約1.33円)からスタートして、なんとブルガリアの土地を手に入れたという男性がいました。
※1ペニー(ペンス)はイギリスの補助通貨で、1ポンドの100分の1。
27歳のルーク・シールさんは1ペンスから始めた交換がブルガリアの土地になったと言い、さらに驚くことに掛かった時間は6週間未満と言うことです。
庭師だったルークさんは今年の元旦に、1年で1ペニーの投資がどれくらいに膨れ上がっていくのかというプロジェクトを実行に移しました。
一番最初に交換してもらえたのは3匹の金魚だったそうです。次にその金魚をギターと交換しました。ギターになったところで金魚にエサをやらなくてもよくなった点と、死ぬ心配をしなくなった点がよかったと感想を伝えています。
するとこの交換そのものがネット上の注目を浴びるようになりました。TwitterとFacebookで募集を出しているうちに、交換のオファーが増えていったと言います。ギターはマウンテンバイクになり、マウンテンバイクは50ポンド(約6700円)で売れました。
ネットでその50ポンドで買えるものを募集したところ、ブルガリアにある10平方メートルの土地を提供をしてきた人がいたそうです。売主によるとキャンプでもするか、何か植物を育てることくらいしか使い道がないとのことですが、さすがにこの申し入れは断り難く、1ペニーからブルガリアの土地オーナーへとあっさり駆け上がってしまいました。
6週間経たずして土地の所有者となったことで、ルークさんは今後この交換がどう膨れ上がっていくか楽しみだと言います。
交換の様子は、彼のサイトから確認できます。
何でもやってみるものだと思える面白い試みですが、最初に実行するからこそ実りも大きいのでしょうね。
日本で1円から長者を目指す人がいたら、ぜひご一報下さい。
Gardener trades up from a single penny to a plot of land in Bulgaria
経済界
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