「ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式に招待して!」なぜかハンガーストライキを始めたメキシコ女性
要望を聞き入れてもらうための抗議活動にストライキという手法がありますが、その目的は労働者の権限から政治目的まで様々あります。
イギリス王室ではウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式が間近に迫っていますが、これにどうしても出席したいと切望し、招待を求めてハンガーストライキを起こしたメキシコ女性が現れました。
そんな抗議が通用するのかと疑問を感じるストライキではありますが、とにかく招待してもらえるまでは一切食べないと頑張っているのは、メキシコ在住のエスティバリス・チャペズさん(19歳)。
小さな頃からダイアナ妃の大ファンだったという彼女は、次のロイヤルウェディングには絶対に行くと心に決めており、今年の4月29日にロンドンで催されるウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式に招待して欲しいと懇願しているようです。
当然のごとく大使館はこの要望を拒否したのですが、彼女は引き下がらず、メキシコのイギリス大使館前でハンガーストライキを始めたのです。
最後までやり遂げると頑なに言い張っているようですが、BBCの名物番組トップギアでは「彼女の行為はメキシコ人がなまけものであるという定評を覆す事例になるかもしれないね」と、皮肉の込もったコメントを残しています。
(参照:メキシコを侮辱したとBBC放送が謝罪…でもイギリスらしく皮肉めいた文面だと話題に)
エスティバリスさんは母親もダイアナ妃の大ファンだったと言い、大きな影響を受けていると見られています。
さて、このはた迷惑とも思えるハンガーストライキですが、果たして彼女が報われる日は来るのでしょうか。もっとも下手に報われてしまうと真似をする人が続出しかねませんが……。
世界的に暗いニュースばかりが続いているだけに、こういったことがニュースになるのも、明るい話題としてのロイヤルウェディングに大きな期待が寄せられている証しかもしれませんね。
Mexican hunger striker demands royal wedding invitation
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