自宅アパートでタバコ1本吸うたびに16万円を支払う判決
日本も喫煙家にとって住みにくい世の中になりましたが、これでもまだ欧米の比ではないと言えます。
ニューヨークの裁判で、男性が自宅アパートで葉巻を1本吸うたびに2000ドル(約16.3万円)を支払う命令が下されました。
判決を命じられたハリー・ライソンさんは、彼の葉巻のにおいがアパートから漏れ、ラッセルさんとアマンダさんの家に到着しようものなら、すぐに支払いに応じなくてはなりません。
もし15日以内に支払わなかった場合は、さらに追加で1500ドル(約12万円)の罰金が上乗せされることになっています。
重すぎると思われるこの罰金ではありますが、実はこの裁判の結果としては結構安く済んだ方かもしれません。なぜなら原告の2人はライソンさんに200万ドル(約1億6千万円)を請求する訴えを起こしていたと言います。
訴訟内容は、原告2人の住居があまりにひどい悪臭に侵されているというもので、判決には「アパートではもうタバコを吸わない」という内容が盛り込まれ、もし破ったら罰則金という結果となったのです。
葉巻であればニオイも相当強いとは思いますが、さすがに自分のアパートですら吸えないというのは驚きの厳しさではあります。
Smoker agrees to pay neighbours $2,000 every time he has a cigar at home