「自分が種馬になったような気になる」馬の精液を使った新しい栄養ドリンクが登場
日本ではどのお店に行っても滋養強壮剤が置いてあるほど人気ですが、日々の活力を求めて海外でも注目度が増しているようです。
ニュージーランドで、栄養ドリンクとして馬の精子を提供するというニュースが注目を浴びていました。
種牡馬は男性ホルモンであるテストステロンが豊富だと言われ、その馬の精子を抽出したものをグラスにして、ニュージーランドのホチキタで開催されるワイルド・フーズ・フェスティバルに出品するそうです。
ほとんどコレストロールはなく、「飲むと自分が種馬になったような気になる」と語るのは、競争馬の馬主をしているリンジー・カースレイクさん。
ワイルド・フーズ・フェスティバルはいろんな食品の並ぶお祭りで、激辛の唐辛子、サソリ、幼虫など、文字通りワイルドで風変わりな食べ物が出てくることで有名です。
そして今年加わったこのドリンクの気になるお値段ですが、1杯10ニュージーランドドル(約600円)で、オリジナルフレイバーのほかに、チェリー味、リコリス味、バノッフェパイ味が用意される予定です。
精子の抽出はブリーダーと同じ手法を使っていることから安全性は確かであると言い、また女性の意見から馴染みやすい味にしようとミルクシェイク風にしたとのことですが、とりあえずカースレイクさんの夫は味見をしていないようです。
フェスティバルは12日に開催ですが、効能もさることながら、果たして人気は出るのでしょうか。
Stallion semen to be served up in New Zealand as new energy drink