ツイッターで娘を探したホームレス男性、たった2日で11年ぶりの再会を果たす
アメリカでホームレス支援団体が、ホームレスにプリペイド式の携帯電話を支給し、ツイッターを利用してもらうプロジェクトを始めたそうです。
早速利用を始めたホームレスの男性が、11年前に離れ離れになった娘の情報をツイッターで呼びかけたところ、あれよあれよと再会までこぎつけることに成功したそうです。
呼びかけてから11年ぶりの親娘対面までに掛かった日数は、たったの2日でした。
プエルトリコ出身のダニエル・モラレスさん(58歳)は、2000年に娘と母親がプエルトリコからニューヨークへ移住してから音信不通だったと言います。
やがてダニエルさんもニューヨークに渡り警備員の仕事を始めますが、背中に怪我を負ったため生活ができなくなり、昨年末からホームレス生活をしていたそうです。
今年の2月にホームレス支援団体がプリペイド携帯を支給し、ツイッターを試してもらうというプロジェクトを開始、選ばれた4名にダニエルさんも含まれていました。
ツイッターを始めると、たちまち3000人を越えるフォロワーが出来るなど、多くの人との結びつきを得られることができたダニエルさんは、やがて「サラ・リベラという名の娘を探している」と情報を呼びかけてみることにしました。
すると少女時代のサラさんの写真を知人がFacebookで連絡、そしてダニエルさんが呼びかけた2日後に、ニューヨークの公園で再会を果たすことになったのです。
リベラさんにはすでに4歳と1歳の子供がいるといい、孫との対面も果たすことができたダニエルさんは、怪我でホームレスになっていなかったらこの再会もなかったと喜び、サラさんもこんなことがあるのかと喜びでいっぱいのようです。
11年ぶりに再会できたこともすばらしいですが、なにより掛かった日数がたったの2日と言うのが、今の時代を象徴しているように思えます。
Homeless Man Danny Morales Reunited with Daughter Through Twitter
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