2011年03月17日 23:32

「必要だと言われたので…」爆弾を持った銀行強盗、わざわざ身分証明書を見せる

 

爆弾
アメリカ・ダラスの銀行で強盗事件が発生しました。

犯人のネイサン・ウェイン・ピューは爆弾を所持し、子供を抱いていた女性客を人質にとりましたが、まもなく到着した警察に拘束されました。

この強盗が普通と違うのは、なんとご丁寧にも身分証明書を提出したと言うのです。

裁判所によるとネイサンはすでに別の強盗事件で執行猶予中であり、その分の刑も重くのしかかる結果になったようです。

ネイサンはダラスの銀行にファストフードの袋を持って入り、銀行員に以下の内容のメモを突きつけました。

「死にたくなかったらメモの通りにしろ。これは食べ物の袋ではない、爆弾が入っている。金を封筒に入れ、オレが銀行を出てから10分経つまでは動くな」

すると落ち着き払った銀行員は、2つの身分証明書が必要だと伝え、それに対しネイサンは自分の銀行カードと、名前が入ったテキサス州の身分証明書を出したそうです。ネイサンが銀行を去るときにはすでに警察が銀行の外に到着していました。

それに気づいたネイサンは入り口付近にいた女性を人質にとりましが、あえなく御用となり起訴されました。爆弾を持った強盗犯だというのに、身分証明書を求められるとあっさり見せてしまうあたり、普通の強盗よりも素直だったのかもしれません。

やや間の抜けた強盗だったとはいえ、冷静に対応した銀行員の行動はすばらしいですね。

Bank robber with 'bom' required to show two forms of identification

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