2011年03月19日 23:56

BBCラジオで議論に上っていた日本の原発事故の危険性および安全性

 

BBCニュース
福島第1原発事故の状況や見通しが不透明な状態が続いていますが、政府の発表や国内専門家の説明だけでなく、海外メディアの意見も気になるところではないでしょうか。

イギリスBBC2ラジオでは、ニューストピックをテーマに専門家の意見を聞いたり、一般人も含めて議論を交わしたりという昼の番組があります。

今週は連日、日本の地震や津波のこと一色でしたが、原発についての関心度もやはり高く、安全なのか議論が交わされていました。イギリスのラジオでどんなことを伝えていたかをご紹介します。

ジェレミー・ヴァインがパーソナリティを務めるBBC2ラジオの昼の番組で、過去数日から現在までに、専門家たちが伝えているか紹介と現状の安全性についての議論がされていた内容を、以下抜粋でご紹介します。

イギリスの元原子力発電所施設・主席検査官、ローレンス・ウィリアム教授
「これはチェルノブイリとは全く違う。東京は150マイル(約240km)ほど離れている。私ならそこまで心配はしない」

国際原子力機関(IAEA)天野事務局長
「東京の放射能レベルはごくわずか上がったが、健康に被害を与えるレベルのものではない」

チェルノブイリ事故後の医学的な影響を研究するジェリー・トーマス教授
「最悪のケースは起こりそうにない。これはチェルノブイリとは違う」

ロイヤル・バークシャー病院の医療物理学ディレクター、マルコム・スペーリン教授「11ミリシーベルトは通常でも3年くらいで受ける被曝量で大変低量だと言える。これは1回のCTスキャンに相当する量で、この程度ならば微量と言える範囲」

日本の政府と同様、海外の専門家も今のところは大きな危険性を訴えていないようですが、ラジオ番組内でもこれは本当のことであるのか、心配はないのかなど、様々な側面からて質疑されていました。

他にも最悪のケースというのはどんな状態で、ほぼ最悪のケースは起こらないというその「ほぼ」とはどういう意味なのかなど突っ込んだ質問まで出ていました。

ゲストのマルコム・スペーリン教授の意見は、それほどの危険を指摘はしておらず、日本政府が情報を出していない言われていることに対しては、問題への対処を優先しているからではないかと述べていました。ただし正しい情報というのもその時に理解されているものであって必ずしも正しいとは限らないし、常に正しいというのを期待することも難しいと付け加えています。

BBC - Radio 2, Jeremy Vine: Fukushima's nuclear disaster, first love, bullying and dangerous dogs

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