これが宇宙の形?古代ローマ人が作った宇宙模型が意外だと話題に
人類が発祥して以来、この世がどんな形をしているのか探求されてきました。
学問の発達と共に宇宙の様々な現象が判明してきましたが、現在支持されている仮説もどれだけ正解に近いのかすらも定かではなく、宇宙はいまだ不思議と謎に満ちています。
さて、古代ローマ人が信じた、宇宙はこんな形だという当時の模型が海外サイトで話題を呼んでいました。写真をご覧ください。
何と正十二面体。
現在も宇宙の形は証明されていませんが、古代ローマでは宇宙がこういう形をしていると信じられていたようです。
この古代の模型を見ての、海外掲示板の反応を抜粋してご紹介します。
・しかし、宇宙が正十二面体でないということも証明できないだろう。
・実を言うと、宇宙が正十二面体ということは証明出来るんだ。(参照:宇宙はサッカーボール型?)
・これ?
・一体これは何なんだい?アリの宇宙か。
・十二面体は天文学上の計測器で、太陽の光の角度を測ることで春や秋の特別な日を正確に計測することができる。その日付というのは農業にとって大切で、たとえば冬の穀物の種を撒く日は最適な収穫を得るための重要な日となる。
・古代ローマの高度な知識には、相変わらず驚かされる。
・なんてこった! これはオレが数週間前にソファの上で、ひたすらハイになっていたときに見えたものといっしょだ。
・その裏の理由が知りたいな。どうやってこの形になったのか興味がある。
・え?宇宙は正十二面体じゃないの?
ギリシャ時代に正多面体は5つ(正四面体・正六面体・正八面体・正十二面体・正二十面体)しかないことが突き止められ、哲学者プラトンはこの世を構成する四大元素のうち、火=正四面体、土=正六面体、空気=正八面体、水=正二十面体で、残る正十二面体こそが宇宙(エーテル)に対応していると著書「ティマイオス」に記しています。
最近でも正十二面体を主張する説があるようですから、はるか古代にこういう模型を作っていることに驚きですね。
歴史から学ぶことはまだまだあるようです。
TIL that some Ancient Romans believed that the universe was shaped like a dodecahedron.