泥棒に殴られた79歳のおばあちゃん、強烈なカウンターパンチで返り討ち
家の中で泥棒に出くわすことくらい怖いことはありません。
大声を上げるのか、闘うのか、それとも捕まえるのか、逃がすのか。ほとんどの場合はそう言った考える余裕もなく、本能の赴くままに対処することになるようです。
イギリスで年金受給者だった79歳のおばあちゃんが、泥棒に出くわしてパンチをお見舞いするというニュースがありました。
夜11時頃、ジョアン・パーメンターさん(79歳)は自宅の居間の方から大きな音が聞こえ、不審に思い様子を見に行って電気を点けてみると、そこには侵入者であるルーク・クレイとその弟であるリー・クレイの2人組がいました。
2人は真っ黒な格好で、黒い服、黒い帽子、そして黒いマフラーまで顔に巻いていました。ジョアンさんが2人に向かっていくと、ジョアンさんに見つかったルークが彼女のこめかみのあたりを殴ったのです。しかしながら彼女は並のおばあちゃんではありませんでした。
なんと力任せにルークのあごを殴り返し、すると顔を下に向けて彼女のソファに倒れこんだと言います。
家から逃げ出てきた男2人に通りがかりの車は驚いて急停止し、そこへ追いかけたジョアンさんが「泥棒を止めて!」と大声で叫んだそうです。車の中にいた女性が警察に通報したことで、2人の泥棒は間もなく逮捕されました。
逮捕された2人にはそれぞれ8ヶ月の禁固刑を言い渡され、ルークはジョアンさんへの暴行によりさらに4ヶ月の刑が足されました。
これによりジョアンさんと車の女性はそれぞれ250ポンド(約3万3千円)の賞金を受け取ることになりましたが、79歳の女性が若い男に殴り返したことから、怖いもの知らずのおばあちゃんとして地元のニュースで取り上げられ注目の的のようです。
ジョアンさんは結婚もせず子供もおらず一人暮らしだそうですが、「何度でも同じことをするわ、誰も怖くない」と答えています。
家の中で泥棒に、それも複数相手と出くわしたら誰でも恐怖を感じると思いますが、なんとも頼もしいおばあちゃんがいたものです。
79-year-old woman punches burglar and sends him packing