性同一性障害の男性、自分をママと呼ばない子供を虐待して逮捕…韓国
心と身体の性が一致しない性同一性障害を抱える人は、なかなかまわりの理解を得ることが難しいようで、悩みを抱えたりトラブルになってしまうこともあるようです。
韓国の性同一性障害の男性が子供を虐待したことで逮捕されたのですが、その理由は子供が自分を「お母さん」と呼ばないことに憤慨したというものでした。
31歳のこの父親には子どもが4人おり、1人は前の彼女との子供で、その他の3人は2人目の彼女との子供だと言います。しかしながら子供たちが彼を母と呼ぶことを拒否したことで、暴行や食事を抜くなどの虐待を働いてきたことがわかりました。
この男性は教育の一環との弁解をしているようですが、裁判所から2年の刑を言い渡されました。男性は2006年から昨年まで31歳になる2人目の女性と一緒に住んでおり、彼女も同じく2年の刑を受けた模様です。
男性は女性ホルモンを週に1度注入し、昼間は普通の生活をして、夜は女性として地域のトランスジェンダーバーで働いていました。
母親と呼んでもらいたい気持ちも理解できなくはないですが、本当の母親が別にいて一緒に暮らしてきたのであるなら、男性を母親とは呼べない子供の気持ちは当然かもしれません。
難しい問題ではありますが、少なくとも虐待する理由にはなりませんね。
Transgendered father jailed for beating children who refused to call him 'mom'