津波に取り残された妻を救うため、スキューバ装備で飛び込んだ夫が海外で話題に
宮城県在住の43歳の男性が、スキューバダイビングの装備を身につけ水の中へ身を投じ、津波によって自宅に取り残された最愛の妻を助け出したそうです。
彼こそがヒーローであると海外メディアや掲示板でも話題となっていました。
アカイワ ヒデアキさんは地震が起きたとき職場にいて難を逃れましたが、20年間連れ添った妻のいる自宅の1階は津波によって浸水してしまったそうです。
救助を待つことなどできなかったと言うアカイワさんは、スキューバダイビングの装備一式を身につけ、ガレキの浮かぶ水の中へと潜っていきました。
200m近く泳いで、3mほど浸水した自宅にたどり着いたアカイワさんは、わずかに空気の残った上階でかろうじて難を逃れていた妻を発見、救出に成功したそうです。
詳細は、日本を元気にしようと集まったボランティア有志によるブログ「p4j」で記事にされているので、以下よりご覧ください。
20年連れ添った最愛の妻を救うため、スキューバ装備で津波の濁流に飛び込んだ43歳の男性: p4j - がんばれ日本!!
アカイワさんは妻を救助した数日後、今度は目撃情報をたよりに浸水した家屋にいた母親も救助し、その後もスキューバダイビングのスキルを駆使して救助活動を続けているそうです。
そんな彼こそがヒーローであると称賛している海外掲示板の反応を、抜粋してご紹介します。
・もうこのスキューバ装備の男性を打ち負かすシチュエーションが思いつかないよ。
・サメとスキューバダイビングをしたこともあり、スカイダイビングを74回経験したオレだが……このヒーローには脱帽するしかない。
・心から映画化を待ち望む。
・誰かハリウッドに電話しないと。
・本物の男だ。映画で彼自身が演じられるだろう。セリフを忘れたらにらむだけでよい。
・宝くじに当たったら、この彼を探し出して映画化したい。
・ライオンハートだ。
・溺れそうになった最愛の妻を救助だなんて、もう残りの一生をご馳走してつくしてあげなきゃ。
・泣かせるじゃないか。すげぇよ。
・自分の夫に聞いてみた。「ねぇ、もし地震があって私たちの家が水面下に沈没したら、あなた私を助けに来てくれる?」彼の答えは「もちろんだよ、 ハニー」……なぜか確信を持てない私。
・オレの彼女もそれを聞いてきた。「僕はスキューバダイビングしないし…」と言うとにらまれた。なのでこう言った。「でもシュノーケリングで頑張って君を探すよ」
・これはヒーローの定義と言っていい。
・しかし奥さんはどうやって水の中でそんなに長いこと生きられたのかな。家の中に気泡があるのだろうか。
・マリオレベルじゃないか。
・彼のアクション映画が必要だ。
・人間 vs 大自然。
・この人にはヘリコプターを買ってあげたい。
いくらスキューバーダイビングの装備と経験があろうとも、あの津波後の水の中を潜って助けにいく勇気には敬服するしかありません。
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