アヒルの飼い主、足の手術に42万円の治療費を払う
人間の暮らしぶりは格差社会と呼ばれる世の中だけあって、ピンからキリまで大きく異なります。
その差がどこから生まれるのかはともかくとして、こういった格差はどうやら人間だけのものとは限らないようです。
オーストラリアで手術しなければ脚を切断するしかないというアヒルが、飼い主から5000ドル(約42万円)もの治療費を出してもらったというニュースがありました。
北京ダックと言えば中華料理を代表するほどの人気ですが、人間の食卓に並ぶアヒルが多いなか、ピクシーというアヒルは高額な治療費を捻出してくれる飼い主に恵まれたアヒルです。
ピクシーはまだ生まれて5週間のヒナのときに捨てられていたのを、レベッカさんとデイビッドさんに引き取られ、娘のようにかわいがられてきました。アヒルのほうも彼らを両親と思い、どこにでも付いていくほどのなつきようだったと言います。
ところが4ヶ月くらい前に、ピクシーは脚の関節に細菌感染を引き起こし、脚を引きずって歩くようになりました。そこから数週間は抗生物質を処方してもらったり、専門家に相談したりして治療を試みてきましたが、手術をしなければ切断するしかないほど悪化していたそうです。
そこで何千匹もの犬や猫の靭帯手術を施してきたチャールズ・カンツ医師に手術を依頼しましたが、彼にとってもアヒルの靭帯手術は初めての経験だったとのことです。
しかし手術は無事に成功、現在ピクシーは回復して健やかに過ごしているそうです。飼い主のペットへの愛情が伝わってきますが、アヒルに格差社会があるとするなら、ピクシーは大きく貢献してしまったと言えるでしょうね。
Australian couple pay $5,000 to correct duck's limp
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