なんと国を丸ごとレンタル、一晩600万円…リヒテンシュタイン公国
いろいろなものがレンタル出来る世の中ですが、やはり物には限度があり、あまり大きなものとなるとそう簡単に借りれるものではありません。
ところが贅沢の極みと言えば極み、なんと「国」が丸ごとレンタルされることになりました。
リヒテンシュタイン公国です。
リヒテンシュタイン公国はヨーロッパの小国ですが、ルパン三世 カリオストロの城のカリオストロ公国のモデルになった国と言えばわかりやすいかもしれません。
国のレンタルなんて話を聞いてしまうと、もうヨット、豪邸の別荘、高級ホテルといったレンタルが急に小さく思えてきました。
小さな国とは言え立派な公国であり、プライベート客のために一晩7万ドル(約580万円)からレンタルを受け付けています。
サービス内容として、通りの標識をカスタマイズしたり、その時だけのオリジナル貨幣まで用意するなど、本当に国を所有した気分を味わえるサービスとなっています。
3万5000人の住民にはそのままの生活をしてもらいますが、費用には宿泊者150人分も含まれてると言い、その他にも追加料金プランとして、ろう製のロゴを作ってもらえたり、カスタマイズされた中世風のパレードなどのサービスも受け付けているそうです。
リヒテンシュタイン公国へ到着の際には、ハンス・アダム2世の私有地で優雅にワインなどを試飲したあとに、シンボルのついたキーが貸与されます。
さらにオプションでそり滑り、花火、馬車で首都巡りといったコースもあるようです。訪問者はスキーやスノーボードなどや、美しい景色を楽しむ雪山ハイキングなども出来るそうです。
これらのアトラクションがふんだんに盛り込まれていますが、いまのところ公国はレンタルされたことがないそうです。
現在までに1組のカップルが結婚式のためにレンタル予定でしたが、残念ながら結婚がとりやめになったことから、キャンセルされたとのことです。
村などのレンタルを扱う業者"Rent a Village" を通して行っており、ここには10ほどのヨーロッパの村が登録されているそうです。国ごとのレンタルがちょっと行き過ぎと思う人々にも、スイスやオーストリアの村を一晩6万ドルくらいで利用できるそうです。
日本の豪華な結婚式の費用とそう変わらないことを考えると、なかなかお値打ち価格と言えるのではないでしょうか。
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