2011年04月28日 11:30

いったいどんなアート?「作品に登ったり、ビールを飲んでいい」と書かれたベルリンのギャラリー

 

ベルリンのアート00
アート・ギャラリーというところは退屈した脳を大いに刺激してくれるものですが、芸術家の発想がユニークすぎて付いていくのが難しいこともあります。

ベルリンのとあるアートギャラリーでは、「入り口で喫煙はしない」と入場に署名が必要なのですが、一方で「作品に登ったり、ビールを飲んでよい」と書いてあるそうです。

いったいどんなアートが待ち受けているのか、作品をご覧ください。

通常、美術館やアートギャラリーでは作品に触れることに非常に神経質になっていることが多く、必ずしも触れることができるわけではありません。

ところがこのギャラリーでは登っていいとか、ビールを飲んでいいと言う、変わった許可がされていたそうです。

ベルリンのアート03
何と、ビールの詰まった箱で出来たピラミッド。

ベルリンのアート01
え?本当に登っていいの?え?飲んでいいの?と疑問になるのですが、すでに派手に飲み散らかされています。

ベルリンのアート02
どこまでがアートなのか、どこからがエンターテイメントなのかという線引きが難しいところですが、少なくともビール飲み放題に感動する人は多いらしく、海外掲示板のコメントも盛り上がっていました。

抜粋してご紹介します。

・1000本のビールのアートは、ひとくちから始まる。

・1000本どころじゃないぞ。何倍もある。

・今日、スーパーに積み上げられたビール箱はアートと考えられることがわかった。

・ただし登れて、飲めたらだ。

・「アートの練習をしていたらクビになりました」

・最初に酔っ払って転げ落ちたやつが、何百本もの割れたボトルに刺さるんだ。パフォーマンスアートだ。

・もともとはこれはビールケースの純粋なピラミッドで、アーティストが開けたわけではない。開けてデス・トラップにしたのはお前やオレのような人間だ。俺らは最悪だな。

・最悪なのは冷えていないビールを飲むことだ。

・そこは冷蔵部屋じゃないのか。

・アメリカ人の発想だな。

・ヨーロッパのぬるいビールが理解できない。アメリカにも地ビールはあるけど、それでもぬるいよりは冷えているほうがはるかに美味しい。アメリカのビールがまずいという次元の話ではない。

・ぬるいビールが好きだけどな。冷たいのが嫌いというよりはぬるいのでOK。おいしいビールはどちらでもうまいんだ。まずいものは棒を突き刺してアイス・キャンデーにしてもまずい。

・自分はビールの種類による。白ワインが冷えてて、赤ワインはぬるくてもいいのといっしょだ。

・ビールはぬるくして出すもんじゃないぞ。使うべき言葉は冷暗所の温度だ。だいたい10〜13度だ。自分で作ったビールを冷蔵庫から取り出してすぐ飲むようでは、ビールの深さや味わいを逃す。まずしばらく時間を置き、ビールのよさを引き出すんだ。

・いったいこれは何なんだ?壊れたガラスの工場か?

・乱れる前のピラミッド。

・アートって何?

・うちの大学の同好会が最初に思いついたアイデアだと思う。

・この作品の時間の流れが知りたい。

・このアーティストがこのプロジェクトにいくらくらいのビールを使ったか興味が出ないかい?一番下の段の一列が33ケースだった。底面は正方形だと仮定して、33x33=1089ケースだ。これは一番の下の段だけだ。
 その後、31x31=961 29x29=841 27x27=729…と続いていく。最終的にそれは6545ケースとなり、そのケースは12本入りのようなので、78540本のビールということになる!それをシャワーを浴びながら計算した。

・計算はいらない、検索したらすぐだ。72000本とアーティストが言ってる。

・アートを1つください。

ビールケースを積み上げただけのアート、そしてそれが飲んで壊されていく様というアート、いろいろなものがアートになるのだなと考えさせられます。

でも、あれこれ考えるより、楽しいって思えることが一番なのかもしれませんね。

Went to an Art gallery in Berlin the other week.

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