催眠術師が舞台で気絶、眠った観客が放置される
催眠術のショーでは、舞台の上で催眠術師が一般人に催眠をかけるといったスタイルが人気です。
イギリスの舞台上で、催眠術師が催眠中に転んで気を失ってしまい、催眠術をかけられた人がそのまま放置されてしまったそうです。
デイビッド・デイズ氏はイギリス南西部のドーセットにある劇場で、3人の参加者に催眠術をかけていました。ところが途中で参加者の足につまずいてしまい、しばらく気を失ってしまったのです。
すぐにデイズ氏は舞台袖へと運び出され、観客は突然の事態にざわついていたとのことですが、催眠状態にあった人たちは眠ったまま座り続けていたと言います。
主催者側は当初、あくまでショーの一部であり催眠のかかり具合を調べるための演出だったと発表していましたが、のちにそれが偶発的なアクシデントだったことが明らかとなり、デイズ氏もフェイスブックでケガをしたとのコメントを発信しています。
幸運にもデイズ氏が回復するまでにそう時間はかからず、3名の催眠も解かれたそうですが、こういった緊急時のために、あらかじめ声を録音したバックアップテープやバックアップ催眠術師が用意されているとのことです。
その場にいた観客によると、催眠術師にこんなハプニングが起きたことは今までにない経験であり、催眠にかかったまま座り続けた人々を見ることができておもしろかったと伝えています。
この手のショーを見ると本当に催眠術に掛かっているのか疑問に思うこともありますが、まさかこんな形で証明することになるとは観客もびっくりだったでしょうね。
People left hypnotised on stage after hypnotist knocks himself out