見た目にわかりやすくなった「世界がもし100人の村だったら」
10年ほど前にインターネット上で世界的に広まった「世界がもし100人の村だったら」。世界を100人の村に置き換えたこの比較は、書籍化までされたので多くの人がご存知かと思います。
人は幸せを判断するとき目に付く範囲とだけ比較してしまいがちですが、視点を変えることで自分の立ち位置も大きく変わることに気づかされます。
その100人村を、ビジュアル的にわかりやすくポスター化した、最新バージョンと言えるものがありましたのでご紹介します。
1. 宗教
33人がキリスト教
24人がその他・無神論者
19人がイスラム教
13人がヒンズー教
6人が仏教
5人が精霊(自然に霊が宿っている)信仰
3. 空気
68人がきれいな空気を吸っている
32人が汚染された空気を吸っている
4. 言語
17人が中国語を話す
9人が英語を話す
8人がヒンズー語を話す
6人がスペイン語を話す
6人がロシア語を話す
4人がアラビア語を話す
50人がその他の言語を話す
5. エネルギー
80人が20%を消費している
20人が80%を消費している
6. お金
74人が39%を所有
20人が2%を所有
6人が59%を所有(すべてアメリカ)
7. 水
83人がきれい/安全な水を飲める
17人がきれい/安全な水を飲めない
9. 自由
52人は自由がある
48人は監禁、嫌がらせ、拷問、殺人などにより自由に話が出来ない
11. 恐れ
80人は恐れを抱いていない
20人は砲撃からの死、地雷、レイプ、誘拐などの恐れがある
12. コンピューター
93人が持っていない
7人が持っている
13. 食糧
50人は食糧の確保が確実ではなく空腹
30人は常に十分な食料があり、そのうち15人が肥満である
20人は栄養失調である
1人は餓死しかけている
14. 国籍
61人がアジア人である
13人がアメリカ人(南北大陸)である
13人がアフリカ人である
12人がヨーロッパ人である
1人がオセアニア人である
16. 性的指向
90人が異性愛者である
10人が同性愛者である
17. 読み書き能力
86人が読み書き出来る
14人が読み書き出来ない
19. 教育
99人が大学へ行けない
1人が大学で教育を受ける
世界の人々の比率がどんなものであるのか、また、先進国に暮らすことがどれだけ恵まれているのか、普段意識することってあまり無いのではないでしょうか。
世界の状況だけでなく、物事を別の視点から考えてみるきっかけとしても有効かと思います。
If The World Were A Village Of 100 People