2011年06月13日 07:52

現代のロビンフッドが登場、20年間続けていた裏の生活…バングラデシュ

 

ロビンフッド
ロビンフッドと言えば、悪代官から盗んだ品々を、貧しき民衆に配ってまわった伝説上の心優しき盗賊ということになっていますが、バングラデシュで現代のロビンフッドとも言える義賊が捕まったというニュースがありました。

20年間もの長きに渡って、盗んだものを寄付し続けていたそうです。

捕まったのはBadiul Haq Nasir(45歳)で、20年に渡って住宅やオフィス街で盗みを働いており、彼から寄付を受けていた施設は、よもや寄付金が犯罪によって得ていたものだとは知らなかったようです。

警察の調べによると、Nasirは裕福なビジネスマンとして知られており、かなり大きい家に暮らしていましたが、裏の顔は犯罪組織とつながっている泥棒でした。

彼の手腕は確かなものだったらしく、驚くことにどんな金庫や鍵でも開けてしまうと言い、また、どんな貴金属店でもスクリュードライバーとペンチのみを使って、暴力行為をせずに侵入していたそうです。

一週間に渡る追跡捜査の末、セキュリティカメラに写っていたNasirを逮捕したそうですが、寛大な寄付などをしていたことが知れ渡ってから、村人には善意の義賊という伝説となりつつあるようです。

まるでフィクションの世界のようなストーリーですが、これだけの技量があるなら法に触れない善行もあったかもしれず、やはりちょっと残念な話ではあります。

Bangladeshi 'latter-day Robin Hood' is arrested

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