「カナダ人はバカすぎる」と話題になっていた比較写真
市民による暴動は、世界の至るところで起こっています。
重なる不満や怒りなど、くすぶっていた気持ちに火がつき、爆発してしまうのですが、その原因や背景もさまざまあります。
今週カナダでも大きな暴動が起きたのですが、各国で起きた反乱の写真を比較したものが、「カナダのやつらはバカすぎる」と海外掲示板をにぎわせていました。
世界各地で起きた暴動と、その理由を比較したのが以下のものです。
- エジプトは自由を求めた。
- アルジェリアは政府に対する抗議をした。
- リビアは最高指導者を打倒しようとした。
- カナダはホッケーで負けた。
これは6月15日にバンクーバーでホッケーの決勝戦が行なわれ、地元チームが敗れたことからファンが暴徒化したもので、市内に放火や略奪といった激しい騒ぎとなりました。
さすがにこれはひどいと、世界各地からの非難の声が上がっています。海外掲示板に寄せられていた声の一部をご紹介します。
・カナダ人だけど同じく賛成だ。さすがに馬鹿げている。
・エジプト人だが、スポーツで暴れるのはどこでも一緒だよ。気にするな。愛嬌あるぞカナダ。
・ロシアなんて第二次世界大戦に勝って、暴動を起こしてたぞ。
・イギリス人だが、ホッケーって何?
・サッカーみたいなもんだよ……ただ、氷の上で足にナイフを付けて手に棒を持ってやるんだ。あとボールは平らで、偽りのケガに泣くことは少ない。
・その「泣くことは少ない」の部分はいくら言っても言いすぎじゃないな。
・それってサッカー文化らしいよ。カナダでもサッカーをやってる友人がいるが、フィールド以外ではタフなんだ。ところが誰かがほんのちょっと地下鉄でぶつかる程度に当たったら、もう泣き叫ぶんだ。あれは何なんだ?そんなペナルティキックに必死なのか?必死だとしても、じゃぁ審判はそれを許してるのか?
・カナダじゃなくてバンクーバーが負けたことは確かだ。
・バンクーバーはカナダにあるんじゃないのか。
・そりゃそうだが、カナダには7チームある。マンUの試合のためにイングランドが暴徒化しないだろ。
・ちなみにボストンチームの80%はカナダ人である。
・証拠。
・〜500人くらいが暴動をおこしていたが、今朝になって数千人が掃除しに現れた。パン屋が掃除メンバーのためにパンを持ってきていた。昨夜はこの町に絶望したが、ちょっと光を取り戻しつつある。
・カナダだけのことじゃなく、アメリカでも何回もあったさ。要はスポーツファンがひどいのさ。
・酔っ払ったバカがしたことで国全体が意見されるのもどうかと思う。バンクーバーに住んでいて自分の都市を最悪だと思ったが全員があんなバカというわけではない。
・アリーナの中ではファンは負けを受け止め、ボストンにも歓声をあげていたよ。これは単にどこの国にでもいる愚かなやつが原因だ。
・数年前ボストンが野球でレッドソックスに負けたときにも同じことが起きていた。
・ジャスティン・フィーバーの次はこれかよ。
・もっと正確に言おうぜ。奴らが暴徒化したのは4試合も負けたからだ。
・で、暴徒で一番バカだったのはこいつ。
一夜明けると掃除に大勢集まり、少しずつ落ち着きを取り戻しつつあるようです。
単なるスポーツファンの暴動というより、不満を溜め込んだ層がうっぷん晴らしに暴れるきっかけとなってる部分もあるのかもしれません。