悠久の歴史を感じさせる世界で最も古い10の都市
歴史や伝統を持つ街並みには趣があるものです。
人類がいかにして文明を築き上げてきたのか古代に思いを馳せてしまう、世界で最も古い10の都市をご紹介します。
10位リスボン(ポルトガル)紀元前2000年頃
リスボン - Wikipedia
リスボンは古代からフェニキア人(カルタゴ人)などにより港として利用されてきた。当時はフェニキア語でアリス・ウボと呼ばれた。紀元前のギリシア人の集落跡が出土している。大プリニウスは『博物誌』でリスボンの創健者をオデュッセウスであるとしている。
9位 ルクソール(エジプト)紀元前2160年以前
ルクソール - Wikipedia
ルクソール(Luxor)は、エジプトの都市で、ルクソール県の県都。古代エジプトの都テーベがあった場所で、現在も数多くの遺跡が残っている。市域はナイル川によって分断されている。
8位 アスユート(エジプト)紀元前2160年以前
アスユート - Wikipedia
紀元前3100年ごろに人が住み始め、古代エジプト時代はジャウティと呼ばれ、すでに都市が成立していた。エジプト第一中間期には北のヘラクレオポリス(エジプト第10王朝)と南のテーベ(エジプト第11王朝)の勢力のちょうど接点に位置し、紀元前2050年ごろにヘラクレオポリス側についてテーベに攻撃を仕掛けたものの、紀元前2000年ごろにテーベに敗れ、その支配下に入った。ローマ帝国時代にはリコポリスと呼ばれるようになり、4世紀にはコプト教が伝来し、その中心地のひとつとなった。
7位 西安(中国)紀元前2205年頃
西安 - Wikipedia
西安の古称は長安であり、かつては西都、西京、大興、京兆、奉元等とも称された。古代より政治の中心地として西周から秦、漢から隋、唐の都城と十数の王朝の都として千年の歴史を有す古都である。
6位 ギザ(エジプト)紀元前2568年以前
ギザ - Wikipedia
古代エジプト以来の町であり、クフ王のピラミッドをはじめとするギザの三大ピラミッドと、ギザの大スフィンクスがある遺跡の町として世界的に有名である。その一帯からダハシュールにかけてのピラミッド地帯は、メンフィスとその墓地遺跡として1979年に世界文化遺産として登録された。
5位 コンヤ(トルコ)紀元前2600年頃
コンヤ - Wikipedia
フリギア、リディアの時代から存在する都市で、アケメネス朝ペルシア、アレクサンドロス大王の征服を経てセレウコス朝シリアの支配を受け、ギリシャ語ではイコニオン(Iconion)と呼ばれた。ペルガモン王国の後にローマ帝国に組み込まれ、初期キリスト教の舞台のひとつとなった。
4位 チューリッヒ(スイス)紀元前3000年頃。
チューリッヒ - Wikipedia
ローマ帝国時代のローマ軍の駐屯地、トゥリクム(Turicum)がチューリッヒの原形になっている。フランク王国時代のヴェルダン条約によって、東フランク王国に帰属し、軍事的に重要な拠点な要所であるためルートヴィヒ2世がこの地に修道院と教会、王城を建設したことから9世紀頃から城下町として発達し、次第に都市形態を取るようになる。
3位 キルクーク(イラク)紀元前3000年頃
キルクーク - Wikipedia
キルクークは、主にクルド人とトルクメン人が暮らす多民族都市として知られていたが、1980年代にサッダーム・フセインのアラブ化政策にともない、クルド人やトルクメン人は郊外の村々に強制的に移住させられ、都市の住民の大部分はスンナ派アラブ人の労働者となった。
2位 エルサレム(イスラエル)紀元前3000年頃
エルサレム - Wikipedia
紀元前30世紀頃、クナーアン(カナーン)と呼ばれていた土地において古代セム系民族がオフェルの丘に集落を築いたのが起源とされている。紀元前1000年頃にヘブライ王国が成立すると、2代目のダビデ王によって都と定められた。その後、3代目のソロモン王の死後に王国は南北に分裂、エルサレムはユダ王国の都となった。
1位 ガズィアンテプ(トルコ)紀元前3650年頃
ガズィアンテプ - Wikipedia
古くはヒッタイトの都市であった。シリア地方との交易の中継地として栄えたが、ペルシア、ローマ帝国、ビザンティン帝国、アルメニア王国、十字軍、オスマン帝国などさまざまな勢力の支配を経験した。
知っているところもあれば、意外なところもあるのではないでしょうか。歴史を知ると、同じ街並みでも違った部分が見えてくるものですよね。
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