まるでドラゴンと巨人が戦っている…オリオン大星雲が神話のようだと話題に
冬の星座の中でもひときわ目立つオリオン座。そのベルトの3つ星の南の位置に、星雲の中でも最大級の明るさを持つ「オリオン大星雲」があります。
このオリオン大星雲が、まるでドラゴンと人が戦っているように見えると、海外サイトの注目を浴びていました。
神話をほうふつとさせる写真をご覧ください。
こちらが、オリオン大星雲の写真。
この中にドラゴンと巨人の姿があるのですが、これをわかりやすいように境界部分を暗くしたのが以下の画像。
ドラゴンが巨人に向かって、火炎のブレスを吹いているように見えないでしょうか。
オリオンはギリシャ神話に登場する巨人なので、神話の世界がはるか宇宙の彼方で再現されていたのかと思うと、壮大なロマンを感じてしまいますよね。
巨人オリオン(オリオン座)は海の神ポセイドンの子だった。大変に力のある猟師だったが乱暴で困ったので、大地母神ガイアがさそり(さそり座)を使い、毒針で刺し殺した。その後2名とも天にあげられ星座となった。オリオン座は冬の間、空高いところで威張っているが、さそり座が東の空から上るとこそこそと西の空に沈む。さそりは名高い狩人オリオンを一撃で刺し殺したくらいであるから、天にあがっても監視つきである。さそり座が天上で暴れた場合は、隣にいるケンタウルスのケイロン(いて座)が射殺することになっている。ただしオリオンの死については別の神話(月の女神アルテミス、プレイアデスなど)もある。
オリオン座 - Wikipedia
オリオン大星雲は、地球から約1600光年の距離にあり、約33光年の実直径を持つそうです。双眼鏡でもはっきりと見ることができ、肉眼だと通常は緑がかった色をしているとのことです。
A dragon fight in the heart of Orion