台湾で世界の終わりを予言した男性、罰金刑を科される
世界が終わるといった終末予言は、なぜか人々の心を離さないようですが、少し前に台湾で、とてつもない巨大地震が来て世界が破滅するという予言が話題となりました。
メディアでも報じられ、誤解を生んでか信じた人々がシェルターに引っ越すほどの大騒ぎとなり、その件でこの予言者に罰金が科されたようです。
予言をしたのは、Wang Chao Hungと言う台湾の男で、5月11日にマグニチュード14の巨大地震が来る破滅説を説いたものでした。
日本の震災後ということもあって人々の不安が増幅されたのか、大きな騒ぎになったようです。
参照:陰謀説?台湾のブロガーが巨大地震を予言したことで輸送用コンテナが売れる
結果として良からぬ噂を立てて人々をパニックに陥れたとして、4万台湾ドル(約11万円)の罰金刑が科されたようです。
Wang自身は、多くのメディアやジャーナリストたちが解釈を間違って広めたものだと主張しましたが、結局有罪との判決を受けました。
この件で高額のコンテナがいくつも売れる事態を招いたこともあり、コンテナビジネスとの関連が調査されており、詐欺罪でも起訴される可能性もあるとのことです。
さすがにマグニチュード14は地球が割れてしまうほどの荒唐無稽な数字なので、メディアまで惑わされてしまうのもどうかと思いますが、スケールはともかく、日本でも多かれ少なかれ人々の不安にかこつけた詐欺などは横行しているようなので、気をつけたいところです。
Taiwan man fined over false apocalypse warning - Update
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