2011年07月01日 13:59

ええっ?賄賂の紙幣を食べちゃった…近年ロシアで流行っている証拠隠滅の荒技

 

紙幣を食べて証拠隠滅00
ロシアでは公務員への賄賂が横行し、社会問題となっているようです。

警察も取り締まっていますが、捕まる方も必死なのか、近年では紙幣を食べて証拠隠滅を図るケースが増えているとのことです。

紙幣を食べて証拠隠滅01
公務員のアントン・グリッツェイ(38歳)は証拠品を押収される前に、それまでの記録を破る3万5000ルーブルを食べたとされています。

グリッツェイは逮捕される情報を聞きつけるとトイレに駆け込み、すべてを口に入れたとみられています。捕まえた職員が口を開けさせたものの、すでに飲み込んだ後でした。

ところがグリッツェイは病院まで連れて行かれ、外科医によって7枚の紙幣を胃袋から取り出されました。これにより立件・起訴されることが可能になったようです。

証拠隠滅のために紙幣を食べるという行為は、2010年3月に警官が2000ルーブルを食べて以来、頻繁にあり、それまでの記録は同じく2010年3月に別の警官が1万5000ルーブルを食べたというものでした。

グリッツェイは火災防止のための建造物検査の担当官で、賄賂を受けては安全基準に満たないものを合格させており、クレームが入ったことで調査され、逮捕につながったとのことです。

グリッツェイは有罪であることを認め、現在保釈中の身ですが、仕事は解雇されました。

紙幣を食べると言う発想にも驚きですが、こんな大金を食べてしまえるものなのですね。そもそもトイレに逃げ込んだのなら、そのまま流してしまったほうが楽だという気はします。

Russian civil servant tried to eat evidence

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