まるで役に立たなかった…警察犬ならぬ警察ハゲワシを導入するプランは大失敗
警察犬の優れた嗅覚は、捜査の際に大いに活躍してくれます。
では同様に、ハゲワシのすばらしい視力と嗅覚を活用することで、行方不明になった遺体を見つけられるのではないかと、ドイツの警察が取り入れることにしたそうです。
ところが、実際に導入してみると、全くの役立たずだったことがわかり、計画は取りやめになったようです。
ドイツの警察では、行方不明の遺体発見に使えないかと、視覚や嗅覚が優れているハゲワシをオーストリアから輸入しました。
やってきた3羽は、 シャーロック、ミス・マープル、コロンボ(いずれも推理探偵で人気キャラクター)と命名されましたが、期待とは裏腹に、まるで役に立たない結果となってしまいました。
シャーロックは、野生での遺体を探しに行くどころか、飛ぶことさえ拒否していたといい、アヒルのようにヨチヨチ歩くだけでした。
他の2羽もお互いに喧嘩しているばかりだったと言い、ハゲワシを使うというプロジェクトは見事に失敗に終わったそうです。
彼らが仕事に向かない理由のひとつに、もともとハゲワシは臆病な鳥であり、広々としたところへ出ていくよりも、森の中に潜むのを好む鳥だということが挙げられています。
また、ハゲワシが死体を見つけることに成功しても、証拠が半分に消えてしまうといった懸念もあることから、本来の犬の方が安心して使えるという結論に達したようです。
輸入する前に、しっかり下調べをしておかなかったのかと言う疑問もありますが、付けてもらった名前が偉大なだけに失望度の大きい結果となってしまいました。
Police sniffer vultures plan a 'disaster'
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