いつ爆発してもおかしくない不発弾が小学校のチャイムに使われていた
戦争が終わっても不発弾や地雷の撤去が終わるまでは、住民は安心して暮らすことはできません。
地雷除去活動をしている団体が、アフリカの小学校を訪れたときに、不発弾があることに気づいたそうです。
驚くことに、その不発弾は授業の合図に使うチャイムとして使われ、石でガンガンと叩かれていたと言うのです。
場所はアフリカ東部にあるウガンダの、総勢700名の生徒がいる小学校。
除去活動をしている団体のWilson Bwambaleさんは、学校のチャイムとして不発弾が使われていたことに衝撃を受けたと言います。
不発弾には作動する信管が備わったままで、それはつまり、激しく叩けば学校の周囲は言葉に出来ないほどの被害を受けることを意味すると述べています。
あわてて非常線を張り、生徒が不発弾に触れることのないようにしたそうで、さもなければいつ爆発してもおかしくない状態だったとのことです。
ウガンダでは今年、別の不発弾も見つかっており、そのときは生徒がおもちゃとして遊んでいたのを教師が見つけたそうです。
確かに鐘として使うのに良さそうな形状をしていますが、学校と言う場所でさえ不発弾の危険が伝わっていないのが現状のようです。
ウガンダは1996〜2002年の内戦により国土は荒廃し、多くの不発弾が残されているとみられています。
Ugandan teachers used bomb as school bell
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