ペットと死別した飼い主、新聞の一面広告を使って悲しみを訴える
家族同様に暮らしてきたペットの死というのは非常にショックであり、ペットロス症候群と呼ばれるような心身のトラブルを起こしてしまう人もいるほどです。
ペットの死を悼む行動もさまざまありますが、なんとイタリアで新聞の1面広告を丸ごと借り切って悲しみを表現した人が話題となっています。
ミラノ在住のアーティスト、ルシアーナ・マタロンさん(77歳)は、15年連れ添った愛猫を亡くしました。
家族同様に飼われていたスカイという名の猫は、ルシアーナさんのすべてだったと言います。そのスカイの死を悼み、数十万円もの料金を支払って大手新聞の一面広告を使い、彼女の心情を訴えることにしたのです。
亡くなった猫にここまでするのは行きすぎではないかと言う声も上がりましたが、ルシアーナさんはためらうことなく「悲しみが金銭の比較にならないほど大きい」と答えています。
紙面にはルシアーナさんとスカイが一緒に写った写真と、彼女が描いたスケッチや、彼女の気持ちを言葉にしたものが記入されています。
スカイと過ごした15年間に創り出したアートは、すべて猫からインスピレーションをもらったとのことですが、死別した今は宇宙にさらわれた気持ちだと語っています。今後は友人のヘリコプターを借りて、サルデーニャ島に埋葬する計画を立てているそうです。
ペットは癒してくれる存在ですが、その分思い入れが強すぎると、死別から立ち直るのが難しくなるようです。
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