海外サイトの反応は…国連が「インターネットの遮断は人権侵害」と宣言
今や、情報はインターネットを通じて誰でも簡単に収集することが出来、大きな恩恵を受けています。
国連が「インターネットのアクセスを故意に切断してしまうことは、人権の侵害である」と宣言したことを受け、海外サイトで盛り上がりを見せていました。
今年は上半期を終えたばかりですが、世界中をにぎわすニュースが多く、すでに激動の年となっています。
エジプトやシリアの暴動では、政府はインターネットのアクセスを完全に遮断することで交流をはかれなくし、国民をコントロールをしようとしました。しかしながらこれを知った周辺諸国を中心に、ひどく残酷な行為であると非難の声が上がったのです。
(参照:反政府デモのエジプトで完全にインターネットが遮断、海外の反応は)
もはやインターネットにアクセスすることが、世界中の人々にとって重要な位置を占め、水や電気と同様に人々にとって切り離せないインフラとなってきているようです。
今回、国連が示したインターネットのアクセス妨害が人権侵害であるという考え方に、海外サイトもさまざまな意見が交わされていました。
そのうちの一部をご紹介します。
・国連はようやくコムキャスト(アメリカの大手プロバイダ)が僕の権利をひどく濫用していることを認めたんだ。
(参照:コムキャストのP2Pトラフィック制限問題、ユーザーとの和解が成立 - Computerworld)
・博物館の人権侵害リストには、ロシアの大粛清、奴隷制度、ヒトラーが含まれ、それにコムキャストが加わった。
・じゃあ支払いが滞る場合は?それで切断されてもオレの権利の侵害になる?
・切断ってグループや集団に対してを意味している。支払いが滞った個人にじゃない。
・おい、オレのルームメートとオレはグループだぞ。オレらも人権が欲しい。
・同じことが水や電気にも言えるだろう。支払えなけりゃ企業に供給する義務はない。ここでいう侵害は政府や類似の組織が、人々を切断するという意味だ。
・支払わずに切断されても図書館があるだろう。無料のWifiもある。あるいは知らずに寛大な近所の人の回線とか。国連の言うのは、反乱中の政府による大規模な切断だ。彼らは回線の弱さや支払いの遅れなんてことは気にしていない。
・>知らずに寛大な近所の人 それって窃盗じゃないのか。
・わかったな?コムキャストよ。
・わかったな?母さんよ。
・コムキャスト「問題なしだ」
・だが、国連が何を考えようと、誰かが気にするなんてことあったかい?
・人権をアピールするのは、モラル・哲学のもっとも怠けた形だ。人権をちょっと振りかざして、よく似た感情を聞き手が共有してくれることを希望しているにすぎない。そしてその人権が侵害されたらどうなるか?何も起こらない。
・国連は人々が聞いてくれると思っているんだな。なんてキュートなんだ。
・次に両親がネットから離れなさいと言ったら、この国連の人権侵害で言い返してやる。怒るだろうな。
・国連は人権のアイデアを構築しようとしているにすぎない。ムダだと文句たれているやつより、そっちの方をオレは支持する。
是非についてはともかく、インターネットの人々の間に占める割合が増大していることは確かなようです。
少し前まで普及していなかったことを考えると、時代の変化の速さを実感しますね。
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