「カミカゼ」と海外報道…スイスの男性が母親の家に小型飛行機で突っ込む
第二次世界大戦時に日本軍が敵艦へ自爆攻撃を行なった神風特攻。同様の自殺行為を"Kamikaze"と英語になっている言葉です。
スイスで母親と折り合いの悪かった息子が、レンタルした小型飛行機で母親宅に突っ込んだという痛ましいニュースがありました。
海外報道では「カミカゼ」をしたとトピックになっていましたが、この47歳の男性は、特攻する数分前にコックピットから母親に電話をし、「今から行くけど家にいるか」と確認したそうです。
そして全速力を出して家に突っ込んだそうです。男性の死体はすぐにがれきの下から発見されました。母親のローズマリーさん(68歳)はちょうどその時地下にいたために無事だったものの、現在ショック状態で治療を受けています。
目撃者は事故ということはないだろうと証言しており、低空飛行などを繰り返したあと、いきなり家に飛び込んだとのことです。
ローズマリーさんは、燃え上がる家の中から近所の人によって救出されましたが、家は全壊となりました。
親子は長期にわたって諸問題でもめていたと言い、この不幸な結果につながってしまったようです。
いかに確執があったとは言え、飛行機で特攻するというのはショッキングなニュースではあります。
Swiss man launches kamikaze attack on his mother's house