子猫が洗濯機にもぐりこんで50分もスピン…でも奇跡的に助かった
怖いもの知らずな子猫はなにしろ冒険が好きですが、スコットランドで生後8週間の子猫が洗濯機の中にもぐりこみ、飼い主が気づかず回してしまったという悲劇が起きました。
50分もの間、洗濯機の中でスピンされてしまったそうですが、幸運にも命を取り留めたそうです。
プリンセスという名のこの猫は、飼い主のスーザン・ゴードンさんが見ていない間に、洗濯機の中に入り込んでしまったそうです。
どこか別の部屋にいると思い込んでいたスーザンさんでしたが、洗い終わった洗濯物を取り出すと、ジーンズにしがみついてボロ布のようになったプリンセスが出てきたのを見て、背筋が凍る思いだったと言います。
慌てて獣医に連れてゆき、緊急治療を受けることに。手当てをした獣医によれば、子猫は激しく震え、鼻血を出し、目も充血状態にあったとのことです。
即入院となったプリンセスに、肺に溜まった水を排泄するための利尿剤や、酸素マスク、点滴を含む集中治療を施したところ、どうにか回復に向かいました。
その他、痛み止めを始め、目の洗浄、貼るタイプの使い捨てカイロなども利用したそうです。
治療の甲斐あって、入院してから数日後には鳴き声を出して通常の食事をとれるようになりました。その後は特に後遺症も見られず、とても幸運な猫だと獣医は語っています。
洗濯機に50分も回されても生きながらえる、子猫の生命力には驚かされるばかりですね。
Kitten survives 50-minute spin in washing machine