2011年08月13日 14:18

他国で驚かれていた「スピード違反の罰金が収入によって増減」するフィンランドの制度

 

パトカー
違反を犯せば罰則金というものが待ち構えています。

国によってルールは大いに違うのですが、フィンランドなどの「スピード違反の罰則金が収入により決定される」という制度に他国の人が驚き、盛り上がりを見せていました。

世の中、完全に公平というのは不可能ですが、少しでも不公平を減らそうと地域ごとの知恵がしぼられているものです。

フィンランドの法律では、スピード違反者の収入によって罰金額が増減するのですが、この仕組みに対して驚きの声が世界中から上がっていました。

「公平なのか不公平なのか?」「理にかなっているのかそうでないのか?」

海外サイトのコメントを抜粋してご紹介します。

・こういう罰金の決め方はスカンジナビア半島の国のすべてで使われているよ。それだけじゃなくて上限もない。IT長者が何百万という単位でスピード違反の罰金を受けていた。加えて貯金による保釈という概念もない。

・アメリカ人だが、このやり方には大賛成だ。100ドル(8千円弱)の罰金は、年収8万ドル(約600万円)の人に比べたら、13000ドル(年収100万円)の人にとってかなり重い。貧乏人には罰となっているが、裕福な人々にはちょっとした不都合に過ぎない。

・当然つじつまがあってるからスカンジナビア人がやってるのさ。

・スカンジナビア人にだけつじつまがあってるんだよ。その他の国の人々は物分りが悪くてイマイチに感じるんだ。

・裕福な人々から罰金をもっと取れるとなると、たった時速1マイルオーバーでも、BMWには警察が磁石のように張り付くことになりかねんな。

・それに賛成だ。

・だが、実際にはそんなことにならないのさ。

・スイスでもこの罰金システムだよ。1年に3度目だと年収の3分の1をぶんどられる。

・誰であろうと罰金は同じにしないと公平じゃないだろう。ただ裕福だからと違反し続ける金持ちがいたら免許証を取り上げればいいのさ。無免許だったら刑務所行きだ。

・失業しているやつが狂ったように運転する姿は恐怖にちがいない。

・失業していたら115ユーロだよ。

・あいにくその反対の立場にいるやつが好きなことをしているぞ。

・言い換えれば世界で、一番速いビリオネア(超億万長者)が経済を救うということか。
・これは紙一重の公平さと平等を調整している。フィンランドはすばらしい。

・ドイツでも同じだよ。サッカーの代表選手が税金2000ユーロ(約22万円)を逃れようとして、1日2500ユーロ(約27万円)を50日分課されていた。

・デンマークでは酒気帯び運転は、1ヶ月分の給料だ。

・公平とか不公平とか議論があるが、単にスピード違反しなければいいだけじゃないか。

・アメリカでも似たようなシステムだ。ただし逆に働く。アメリカではある程度の収入になると犯罪を犯すたびにもっとお金がもらえるんだ。"Stimulus Package"と呼ばれているので、検索してくれ。

収入によって変わる制度が公平なのか不公平なのか、罰金が一律な日本の感覚からすると判断しにくいところはありますね。

前にスイスでしたが、スピード違反で世界最高額の罰金8700万円という事件を紹介しましたが、罰金の痛みによって違反を未然に防ぐというと言う意味では合理的なのだと思います。

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