いやがらせ?カナダの市長が元妻に20トンの巨石をプレゼント
夫婦間のことは外からはわからないものですが、不仲になってくるとなぜか突飛な行動へとエスカレートすることがあります。
カナダの小さな街の市長は、いたずら好きなのか嫌がらせなのか、別れた妻に20トンもの大岩をプレゼントとして残していきました。
ケベック州サン=テオドール=ダクトンで、掘削会社の経営者でもある市長のラリビエールさんは、20トンもの大きな石にオレンジ色の蛍光色で誕生日を祝う言葉をスプレーし、大きなリボンで結んでガレージ前に置いていきました。
「単なる誕生日のプレゼントで、いつも欲しがっている石が小さすぎると言っていたから」と言うのが市長の弁ですが、ふたりは泥沼の末の離婚だったと言い、元妻からは「不動産か現金の支払いをしない場合は税務署に訴え出る」と脅されていたとのことです。
市長によれば元妻は嫌がらせすることにご執心だったようで、警察に2度も訴え出たことがあるとも述べています。
しかしながら妻のほうの言い分はまた別で、結婚生活は常に夫から暴力を受け、ひどいものだったと主張しています。
石は夜中の3時に宅配され、運んでいる途中2度ほど警察に止められましたが、免許証や保険の確認をされたあとは配達を決行することができたそうです。
市長は石を撤去するようにとの警察の催促を拒否していましたが、嫌がらせとみなされて起訴される可能性もあったため、その後撤去したようです。
きれいなリボンをかけているあたり、仲が良ければユニークなプレゼントになったかもしれませんね。
夫婦間の本当のところは外部からはわかりませんが、少なくとも残念な関係ではあるようです。
Mayor dumps gift-wrapped 20-tonne boulder on ex-wife's drive
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