中国人宿泊客がホテルのシャワー室をペットのウサギのスペースとして使っていた
旅行するときに困るのがペットをどうするかです。
家族同様に連れていきたいところですが、ペットを許可していないところがほとんどで、預かってくれる場所や人を探すのもひと苦労です。
どうしても連れていきたいという気持ちだったのかどうかはわかりませんが、スコットランドでこっそりウサギをホテルのシャワー室にわらを敷いて連れ込んでいたという家族がいました。
スコットランドのエディンバラでゲストハウスを経営するパトリシア・オードーネルさんは、中国人の家族が泊まっている部屋のシャワー室にウサギがいるのを発見したときには、心臓発作を起こしそうなほど驚いたと言います。
この家族は観光のために宿泊していたそうですが、留守中に部屋の植物に水をやるため入室したところ、そこにはウサギがいたのです。しっかり干し草までしきつめられ、エサにトイレまであったとのことです。
ウサギはリラックスしていたらしいのですが、あまりのショックにパトリシアさんは水やりのために持っていた水を自分にこぼしてしまったそうです。
両親と娘という組み合わせの中国人家族はウサギをこっそりと二階まで持って上がったようで、チェックインしてから1時間ほどしてから近隣の古城へ観光に出かけました。
パトリシアさんは、家族がすぐ出ていったにもかかわらず、「起こさないでください」"Don't Disturb"のサインがドアのハンドルに掛けられており、おかしいなと思ったのだそうです。
すぐに動物団体を呼び、かけつけた職員もびっくりしたようで、とりあえずは近くの農場に預けるようにと家族に伝えたようですが、それには同意しなかった模様です。結局ゲストハウスから退出する結果となりました。
イギリスはペットと一緒に泊まれるゲストハウスが多いのですが、さすがにシャワー室をウサギのためにというのはダメだったようです。
Hotel owner finds Chinese family's rabbit in shower