芝生が大火事、犯人はあらいぐまだった
アライグマは見た目の愛らしさとは裏腹に、盗みや作物を荒らすなど、結構な悪さをすることで知られています。
アメリカのユタ州で、広範囲に及ぶ芝生の大火事が起きたのですが、その原因はアライグマであることがわかりました。
ソルト・レイク・シティの工場地帯で、10エーカー(40648平方メートル)もの芝生が燃える火災が発生しました。
先週金曜日の早朝4時40分ごろに発火したとみられ、原因を追究してみたところ、なんとアライグマが電柱を登り、電線に触って発火し、地上に転げ落ちたときに芝生に燃え移ったことがわかりました。
火が燃え広がるのは速く、近隣の会社などに多大な脅威を与えたとのことです。広範囲にわたって焼けてしまいましたが、幸い住宅の被害や負傷者は出なかったそうです。
ただし気温が高い日が続いて乾燥していることから、今後しばらくは留意が必要であると消防局は呼びかけています。
もっとも電線に触って発火というのは、動物のせいなのか人間のせいなのか、わかりにくいところではあります。
Flaming raccoon starts grass fire