これだけ違う世界10カ国の南極基地の写真いろいろ
こちらの写真は、日本の南極観測基地である昭和基地。
「昭和基地の歴史は日本の南極観測の歴史」と言われるだけあって、非常になじみの深い建物ですが、他国の基地となると良く知らないのではないでしょうか。
世界10カ国の南極基地をご紹介します。
1. スペイン
ガブリエル・デ・キャスティラ・スパニッシュ南極基地
1989年 海洋生物研究 デセプション島
2. ベルギー
プリンセス・エリザベス基地
2008年 国際極地基金(IPF)、ベルギー科学政策事務局 クイーン・モード・ランド SorRondane山脈麓
3. イギリス
ハリー研究基地
1956年 イギリス南極観測局 ブラント棚氷
4. 南アフリカ
SANAE基地
クイーン・モード・ランド
5. アルゼンチン
ヘネラル・ベルグラノII基地
1979年 研究・気象観測拠点
6. 中国
中山(ちゅうざん)基地
1989年 中国極地研究所(PRIC) プリッツ湾
7. ドイツ
ノイマイヤー基地
1981-1992年 アルフレッド・ウェゲナー研究所 アトカ湾
8. フランス・イタリア
コンコルディア基地
2005年
9. ニュージーランド
スコット基地
1957年 アンタークティカ ニュージーランド ロス島
10. アメリカ
アムンゼン・スコット基地
1957年 南極点
南極点望遠鏡 - Wikipedia
アメリカが南極点に設置した、口径10mの電波望遠鏡
以上、10カ国の南極基地でしたが、同じ基地であっても、目的、規模、年代などの違いから、建物もまったく違うものになっていることが良くわかるのではないでしょうか。
2006年時点で30ヶ国以上が南極および周辺海域に基地を設けており、科学的調査を行っています。
日本の南極基地は、昭和基地、みずほ基地、あすか基地、ドームふじ基地の4つあります。みずほ基地は雪に埋まったため、現在は観測基地としては使用されておらず中継基地となっているそうです。