2011年09月09日 12:14

「どうしようもないピンチのとき、いとも簡単に助けてもらったことってある?」経験談いろいろ

 

助け
誰でも少なからず、人生の中でピンチや危険な目にあった経験があると思います。

そんなとき、友人や見知らぬ誰かに助けてもらったと言う経験はあるでしょうか。

海外掲示板に寄せられていた、「友人や知らない誰かから、あっさり大ピンチを助けてもらった経験ってある?」という書き込みをご紹介します。

・転校した先の高校で、20人くらいに囲まれて、これからぶちのめされるって時だった。前日に知り合ったヤツが何気なく歩いてきて、その人だかりをくぐり抜け、リーダー格の男の顔面をすばやく蹴り上げた。それですべてが終わった。コテンパにやられるところを救ってくれた彼は、ジェームス・ディーンのようだった。彼にはまだお礼をしていない。

・どういたしまして。

・その話をオレの町でも聞いたことがあるな。隣町のアベリル・パーク・ハイスクールで10年くらい前にグループが、あるひとりをロッカーのところに追い詰め……ってのがニュースになっていた。

・オレに嫌がらせをしていた男がバーから追い出された。あとから知ったのは、オレを攻撃しようと待ち伏せしていたのを別の常連が目撃して、代わりに後ろから一撃食らわせたそうだ。

・数年前、よそ見をしていてバス・トラップ(乗用車をバス・レーンで走らせないようにするためのトラップ)に前輪が両方はまって全く動けなくなった。そこへバスがやってきた。道をふさがれたバスの運転手と乗客7〜8人が外に出てきて、何も言わずに僕の車を持ち上げてくれ、動けるようにしてくれた。

・数年前、車で学校に向かう途中に事故を起こした。僕の小さなホンダ・シビックと大き目のトラックだ。僕はしばらく気を失い、目を覚まして何が起きたか理解すると、車のドアが開かないことに気づいた。自分側のウィンドウは衝撃から少し開いていて、もうすぐ爆発でもするかのようにパニックを起こした。すると車の横にいた知らない人が、「落ち着け、反対のドアを試せ」と言ってくれて、真ん中を越えて反対側から開けることが出来た。

・オレの場合は人間じゃなかった。8歳か9歳のときの学校からの帰り道のことだ。
 あと少しで家ってところで、急にピットブルがうなり声を上げながら走ってきた。びびったオレがもう死ぬんだなと思ったそのとき、どこからともなく別の犬が助けにやってきて(多分ジャーマン・シェパードだったと思う)、横にぴたっと並び、ピットブルが降参して去るまで吠え続けた。その犬のことを知らなかったし、その後も見たこともないが、不思議な出来事だった。

・その犬にごほうびの借りが出来たな。

・イラクの警察官がオレのナイフを貸してくれと言ったので渡した。そうしたら僕が歩いて来た場所のそばにあったインスタント爆弾を無効化した。

・友達と私が15歳のときのこと。
夜の大きな公園を通り過ぎようとしていた。バイクに乗った男があとをつけてきたので、向きを変えてスピードを出したり、ゆっくり歩いたりしてその男をまこうとした。そのどれもが上手くいかなくて、めちゃくちゃ怖くなった。すると6人くらいのホームレスが芝生に座ってこっちに向かって叫んでいた。それも安心というわけじゃなかったけど、他に選択もなくて私たちは彼らと一緒に座った。するとホームレスたちはその男が一日中女の子を追いかけていたのを見ていたと言い、その男がいなくなるまで1時間くらい彼らと一緒に座って、話をしたりタバコを吸ったりし、後で安全に家に帰ることができた。

・父親の話だが、1970年に新しい車、ロータス・エスプリを買ったばかりで、住宅街を運転していたらいきなりボンネットから火が噴き出した。父はすぐに車を止めて飛び出したけど、出来ることは何もなく、当時は携帯もないので消防も呼べず、エンジンのあたりは火に包まれそうになっていた。するとどこからともなく男が走ってきて、ジャケットを脱いで燃えているエンジンにかぶせて火を消した。買ったばかりの車が燃えたことにショックを受けていた父が損傷がどのくらいなのかに気を取られ、振り返ったときには、もうその男はいなかったらしい。

・マサチューセッツのブロックトンでコメディショーをしたんだが、酔っ払いの女がいてとにかくしゃべるのをやめない。丁寧に言ったけど効果がないので、古いやり方だが、「誰かあの女の口にナニを入れて黙らせてくれ」と言った。それが効果をなしたのか女は静かになった。ショーが終わり、クラブのフロントルームに行こうとしたら、向こうから図体の大きなやつがやってきた。さっきの女のボーイフレンドだった。どうも怒り狂っているようで喧嘩を売ってきた。
 「オレの女になんであんな話し方をするんだ!」と、胸をどんと突いてくる。そこへ3人の男が部屋に素早く入ってきた。全員がごっつい体つきで、ぴちっとしたアディダスのシャツを着ていた。一人がドアを閉めて通れなくし、もう一人がフロントドアの前に立って、まるでガードマンのようになり、3人目がオレとその男との間に入った。それを見て女のボーイフレンドは、「いったい何なんだ。喧嘩したいのか?」と言った。すると男は、物静かな落ち着いた声で「そうだ、喧嘩をしようぜ」と返した。その口調がボーイフレンドの気を静めたようで、「もういいよ。もうクールだ」と引き下がった。さらにオレの救世主は、「その男のショーはかなりおもしろかったぞ、お前の女は失礼で、お前は奴にビールでも買って謝罪すべきだろう」と言った。すると男は静かにうなずいて、ビールを買ってきたんだ。

・靴屋で働いていたことがあるんだけど、ある男が入ってきて店内を見回り、店員の助けはいらないと言った。15分ほどして店内が静かになると、カウンターにこの男がやって来て、大きなナイフを出し現金を要求してきた。
 当時は17歳だったということもあり、半分パニック、半分怒りという気分になり、大きな声で「わかった、現金を渡すよ。だから傷つけないでくれ」と大声で言った。薄い壁だったので、隣の店のレジの子が聞いて通報してくれないかと願っていた。それとは別で、父の友人に警察官がいて、たまに予告なく入ってきては仕事中の僕をからかっていた。レジの裏手のドアから特殊部隊を装って入ってきたり、と言った調子だ。
 そしてまさにそのタイミングで、「この店のサービスはひどいぞ、それは店員(オレ)が悪いからだ!」、と怒鳴りながら入ってきた。もちろんナイフ強盗とご対面だ。彼が銃を向けると強盗はナイフを落とし、すぐに逮捕された。その日ほど、父の友人が僕をからかいにくることをうれしく思ったことはない。

・90年代後半のパキスタン・カラチでの出来事だった。家を改装中のおじの家に集まっていた。おじの家の後ろにはセメントミキサーが設置されていて、それが路地を阻んでいた。家を建設するときには警察がやってきて、ミキサーは違法だと賄賂を請求しに来るのだけど、問題はその日に限って全員がばらばらにやってきたことだ。毎回、「支払えば誰も邪魔はしない」と言う。そして数分後には別の車がやってきて同じことを言うんだ。
 うんざりしてもう支払うのをやめたら、怒った警察が家の玄関口に現れた。僕ら子どもが開けると、その警察はこっちに来いと言った。路地裏まで連れていくとそこには銃を持った警察が5、6人いて、震える僕らに「お前らの両親はなんで払わないんだ」と言い続ける。
 それを幸運にも近所の人が見ていて、彼はギャングの一人で、バイクにまたがって僕らの立っているところまでやってきて警察に「どうしたらいいのかわかってるなら、こいつらを放せ」と言ってくれた。警察は去り、その後改装が終わるまで邪魔されることもなかった。

・はぁ?

・最終学年だった僕はマクドナルドで働いていて、親友と食事をしようと話をしていると、急にとあるバカがやってきて「ホモ野郎め!」と大声でどなり散らしていた。そうしたらマネージャー、接客係、キッチン担当の店員全員が仕事を中断して、その男をトラックまで追いかけ、警察が到着するまで全員で囲ってくれた。

・僕が13歳くらいのころ、カリフォルニアのビーチでのこと。
ブギーボードをしていたのだけど、潮で桟橋に流されていることに注意を払っていなかった。桟橋がすごく近いてから、簡単に泳いで戻ればいいと思っていたんだ。ところが、いざ潮に逆らって泳ごうとすると、思っていたよりはるかに難しいことに気づいた。すごい勢いで水をかいても、全く動いてないとパニックを起こしはじめた。むしろ波が来るたびに桟橋に近づいていった。後数回で桟橋に当たるだろうと思われたそのとき、ある男性が僕の近くに立っているのに気づいた。腰までの深さだった。ぼくは間抜けな気分で、ボードを持って立ち上がり、歩いて帰った。

ピンチはいつ、どんな形で起こるかわかりませんが、そんなときこそ他人の親切や手助けが、うれしく感じるものですよね。

have you ever found yourself in a very dangerous or potentially deadly situation

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