世界で一番高価だったアイルランドの家が大暴落、値下げ額はとんでもないことに
経済状態が上がったり下がったり不安定になれば、物価の変動も激しくなります。
アイルランドで、土地バブルだった2005年に世界で最も高価な不動産となった家が、現在はさっぱり買い手がつかないため、破格の値下げとなっているそうです。
エドワード6世時代(16世紀)に建てられたこの家は、赤いレンガ造りで寝室が7室あり、2005年には1平方フィートあたりで世界で最も高い値がつきました。
4000平方フィート(370平方メートル)の広さがあり、初めは3500万ユーロ(36億円)で売り出されたものの、オークションで値がつり上がって行き、最終的に5800万ユーロ(約60億円)で購入されました。ニューヨーク、ロンドン、パリよりも高い不動産となったのです。
ところが現在では1500万ユーロ(約15億円)で売り出されているそうで、実に4300万ユーロ(約44億円)も値下がりしたことになります。
しかも過去6年間に誰も住んでいなかったことから内装はすべて改装が必要。さらに18世紀の大理石の暖炉などが盗まれていたり、床は裸のままとなっていると言い、購入時の値段からは想像もつかない状態になっているとのことです。
もともと住むためというよりも開発目的で手に入れられた物件ではあるようですが、さすがにここまで不景気に陥ることは予想できなかったようで、所有者や銀行にとって手痛い買い物となってしまいました。
4300万ユーロも値下げされたと言っても、それさえも売り手の希望価格にすぎず、買い手はついていません。さて、この物件、いったいいくらなら売れるのでしょうか。
€43,000,000 knocked off price of Ireland's most expensive house
ワールドサッカーウイニングイレブン2012
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