盲目の男性、白い杖を片手にスキューバダイビング資格にチャレンジ
身体に障害のある生活というのは健常者には想像しにくく、かなりの不便を強いられるように思えます。しかしながら、一般人よりもさらにチャレンジ精神が旺盛な人もいるようです。
イギリスで、白い杖を片手にスキューバダイビングを始めた盲目の男性がニュースとなっていました。
イギリスのロバート・アインスリーラフェルさん(25歳)は、生まれつき目が不自由ですが、配管工の資格を目指して取得したり、飼っているグレイハウンド犬を訓練したりと、目が見えないことを何かを成し遂げられない理由にはしてきませんでした。
そして今現在は、水中でダイバーの訓練をしています。ダイビング理論のテストは満点で合格し、ダイバー資格を取るためにチャレンジ中で、頭をぶつけないために白い杖を利用しているとのことです。
「盲目であることを問題に感じたことはない」と言うロバートさん。ただし問題を解決しようとするときに、まわりに自分の殻から出ようとしてくれない人もいるのが困ると訴えています。
しかしながらダイビング指導団体のブリティッシュ・サブ・アクアクラブは、ロバートさんのスキューバの応募を快く受けてくれました。インストラクターのデーブさんは、すぐに出来ないとあきらめる代わりに、なんとか問題を解決する方法がないか前向きに考えてくれたそうです。
何かを成そうとする意志と、それを受け入れる気持ちが合致すると、人の可能性は飛躍的に広がるのかもしれません。
Blind man training to be a scuba diver along with his white stick
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