賢いと称賛されていた「誰がスパム業者にメールアドレスを流出させているのか突き止める方法」
eメールがなくては社会が成り立たないほど普及しましたが、スパム(迷惑メール)も同じように増えており、うんざりさせられます。
そして気になるのが、いったいスパム業者はどこからメールアドレスを入手しているのかということ。
こんな風に流出経路を突き止めていると言う、ある手法が海外サイトの注目を集めていました。
海外掲示板で紹介されていたやり方は、以下の通り。
まず、通販サイトであったり、企業サイトに自分のメールアドレスを登録するとき、自分の名前の代わりにそこの会社名やサイト名を入力する。
大半のサイトで無料サービスが提供されているが、メールアドレスの登録が必要なところが多く、そのときに本名をそのまま使わない。
多くのサービスや企業にとって、本名を入れることをそれほど重要視していないので、たとえば"ABC.com"と言うサイト名であったら、"MR.ABC.com""ABC.com様"宛にメールが届くことになる。
こうすることで、スパムが届いたときに、どこの登録サイトがメールアドレスをリークさせたのか、わかるという仕組み。
なるほど、シンプルながら、おもしろいアイデアですね。
もちろん利用規約の問題や、ちゃんと本名登録して使うべきサービスではこうはいきませんが、個人情報が気になって本名を入れたくないときなどは、そのサイトであることがわかる名前を入れておくのは、モラルの無いサイトをあぶりだすのに有効かもしれません。
これであっさりスパムがなくなるわけじゃないですが、海外掲示板ではグッドアイデアとの声や、さらに改良したアイデアなどが提示されていました。
コメントを抜粋してご紹介します。
・おお、すばらしい。ヒントをありがとう。
・もしGmailを使っているならもっと良い方法がある。メールアドレスに付け足しが出来るんだ。
例えば自分のメールアドレスが、something@gmail.com だとして、xxxxxxxxxxxxxx@gmail.com に登録しようとしているなら、 something+xxxxxxxxxxxxxx@gmail.com こんな風に入力するんだ。
要は+から後ろは完全に無視される。なのでこの方法をいつも使っているよ。これでメールが来ると誰が送ってきているかわかるというわけさ。それでダメならスパムグルメというサイトを使うといい。
(spamgourmet とは? )
・スパムグルメを10年使っているけど、企業がメールを漏洩させるということはほとんどない。スパマーたちは別の方法でメールアドレスのリストを手に入れているとしか思えない。
・なかなかいい方法だ。自分はいつも偽名を使って登録していたが、どの会社にどの偽名か把握せずに使っていたので。
・自分のドメインがあると、会社名を@の前につけられるよ。中にはちゃんと本名を使わないといけないものもあるからね。
・そのかわりスパマーが+のついているのを省くのも簡単だろうけどね。
・あと時折、その方法だと登録できないところもある。
・今から「おお、なんでこれを早く自分で考えなかったんだ?」と思う時間だ。
とにかくスパムの多さには辟易しますが、少しでも工夫が出てくると参考になりますね。
Remember, when signing up for things with your email address