走って追いついちゃった…76歳のおばあちゃんが時速15kmで警察とカーチェイス
イギリスで実に変わった、警察とのカーチェイスが起きました。
その理由ですが、運転していたのが76歳の女性だったことだけでなく、逃走のスピードが時速15kmという、カタツムリの歩みのようなノロノロ運転だったことです。
しかもこのカーチェイス、40km以上にも及んだというから驚きです。
警察がロータリーを逆走している車を発見したのがこの追走劇の発端で、パトカーのブルーライトを点滅させて停止するように警告しました。
ところが運転していたキャロライン・ターナー(76歳)は、止まることを拒否した上に、そのまま片側二車線道路に入り込んだのです。
追走した警察官によると、一番スピードが出ていたときでも時速30kmほどの遅さだったと言います。
最終的に警官がパトカーから降り、ターナーの車を走って追いかけ、ウィンドウを叩いて止まるように指示したそうです。
それでも最初は「何も話すことはない、私は家に帰るのよ」と言って拒否していましたが、ようやく路肩へ止めると危険運転で逮捕され、ひと晩警察署に拘留されました。
翌日には裁判所に出廷し、1年の運転禁止と100ポンド(約1.2万円)の罰金が言い渡されています。
6人の孫に8人のひ孫がいると言う彼女は、夫を5週間前に亡くしたばかりで、「ミスの原因は照明が暗すぎたことで、自分は安全なドライバーである」と主張しているようです。
とりあえず事故には繋がりませんでしたが、こんな警察とのカーチェイスもあるものなんですね。
Great-grandmother led police on 27 mile chase at 10mph