月から帰還したアポロ11号の乗組員が記入していた「入国審査」の用紙が話題に
どこの国に入国するときも入国審査があり、用紙に記入しなければなりません。
当然アメリカでも必要となりますが、こんな場合もちゃんと記入用紙があったんだと、感心されていたものがありました。
なんと人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号の、帰還した乗組員が記入したと言う用紙です。
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フライト経路:「ケネディ宇宙センター」「月」「ホノルル」
フライトナンバー:「APOLLO 11」
搭乗地:「月」
到着地:「ホノルル、ハワイ、USA」
書き込まれたスケールの大きさに、海外サイトでは盛り上がりをみせていました。
コメントを抜粋してご紹介します。
・NASAのスポークスマンのジョン・イェンブリック氏は「正式なものだ」、「当時のちょっとしたジョークだった」と伝えている。
・入国する前にパスポートも確認されたのだろうか。
・月に忘れてきた、とかだとつらいよな。
・何を言ってんだ。月に顔写真や個人情報が保管されるんだぞ。すごいことだろ。
・ニール・アームストロング船長が自己申告しなくちゃいけないことは、とてつもないことをやらかした人物だってことだけだな。
・「輸送しているもの何ですか」「ふっふっふ」
・それも46ポンドもだ。(月の石を46ポンド(約21kg)持って帰ってきたことから)
・「あまり石をたくさん詰めすぎないようにしよう」「50ポンド以上だと税金がかかるからな」
・「病原菌のもとになるのかな」
・実際に帰ってきたとき、彼らは危険物質タイプのスーツを着て数週間隔離されたそうだ。そのスーツは今ワシントンDCの国立航空宇宙博物館にある。
・手荷物検査の連中は、その石を見つけようとして気が狂いそうになったにちがいない。
・オレが見たいのは月で記入しなくちゃいけなかったやつだけだ。
・正しく言うと、これは正式な書類だがジョークだった。記入は必要なかったけれどやったというだけだ。
・ついでにグラマン社(月着陸船のデザインを請け負った)からノース・アメリカン・ロックウェル社(アポロ司令船をデザインした)に出した、アポロ司令船を地球に牽引した請求書もある。
(請求書の内容)
・きっと乗組員を違法入国者と思ったってことだな。
・グラフィティ・ライターとしてはニール・アームストロング船長のサインは最高だ。
・1人で3行も使ってる。
・マイケル・コリンズ氏はサインが必要だったのか?アポロから出てないのでUSフライトから出てないってことでは?
・移民局「申し訳ありませんが、もう少し搭乗地の場所を厳密に説明してもらえませんか」
バズ「……マジか」
移民局「規則ですから」
ニール「0°40′26.69″N 23°28′22.69″E」
マイケル「そんな遠くまで行ったのに、降ろしてもらえなかったなんて信じられん…」
・この書面の最高なところ、「月から搭乗」。
・今日僕は、月に行くときでさえお役所から逃げられないことを知った。
・全員がサインしているのがクールだよ。
偉大なストーリーの裏には、ジョークやユーモアもあったようですね。
月に到達してから40年が経ちましたが、まだまだ宇宙が身近というわけにはいかないようです。
No big deal, just the immigration form Apollo 11 had to fill in when they came back from The Moon...
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