あのプラレールがアダルティに…サイズが縮んでディティールがアップした「プラレールアドバンス」を試してみました
子供向けのオモチャの代表格とも言える「プラレール」。30年前私が子供だった頃にもあった、トミカに並ぶロングセラーのおもちゃです。
そんなプラレールシリーズに、ディティールがアップしサイズが小さくなった「プラレールアドバンス」が登場。今日10月14日から発売されるとの事で、ちょうど息子がプラレール好きだったこともあり、試しに買ってみました。
今回買ってみたのは、山手線とドクターイエロー。ヘンな組み合わせですが、子供がこの2つが欲しいと言ったのでこうなってしまいました。
車両は4両編成で、使用する電池は単4電池1本。エボルタが1本付属で付いていました。
1セットの価格はヨドバシカメラで1940円。従来のプラレールだと山手線で1470円で、価格はそう大きく変わっていません。
塗装や成型の質感はプラレールに比べて精細感がアップ。さすがにNゲージの質感には負けますが、そもそも価格が全然違うので当然ですね。
電池、駆動部は2両目に。フタとなるシャーシはプラスネジで固定されていて、小さな子では開けられない作り。
ネジ部分が思い切り露出しているのはちょっと残念。ここは裏から留めるようにして、ディティールアップして欲しかったところです。今後の改良に期待。
スイッチは正転、逆転が切り替えられ、どっちの方向にも走ります。
連結部分は、パチッと押し込むだけで簡単に止まる作り。従来のプラレールより接続・取り外しは簡単なようです。
レールに乗せてみました。レールに乗った!という感触は乏しく、しっかり乗せるのがちょっと難しいかも。
またスイッチを切っている状態だと動力車の車輪が重くて前後に動かせないので、車輪がちゃんと乗っているか確かめにくい感じ。
子供はよく手押しで遊んでいるので、個人的にはこの点は改善して欲しいですね。
1本のレールに2台載せてみました。ギリギリですれ違う迫力はなかなかいいですね。従来だと単線だったレールが複線として使えるので、山手線を2セット買って、内回りと外回りを走らせてみたり…いいかも!
ただしちゃんとレールに乗っていないまま走らせるとこんな事に…。
従来のプラレールと大きさを比較してみました。
全長は、従来のものと同じ。車体が小さく長くなった分、縦横比も実際の車両に近づき、リアリティが増しています。
車両のラインナップは、現在7種類。恐らく子供が最も欲しがるであろうN700系はセットのみというあたり、実に商売上手です…。
とは言え、プラレールの線路がそのまま使える手ごろな価格のNゲージ的な位置づけだと思うと、これはこれで面白そう。特に最近リアリティにこだわり始めた息子は、思った以上に喜んでるようです。
またNゲージと比べると、車両や線路がタフに作られているのも安心。以前Nゲージを子供に触らせたら、線路の結合部分をバキッ…と折られて涙した身としては大事なポイントです。
子供が飽きたプラレールのレールを机上に並べて、インテリア代わりに大人が楽しむにも面白いかも?今後のラインナップが楽しみです。
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