なんと糞から黄金を造り出そうとした錬金術師の男、火事を引き起こして逮捕

排泄物から錬金術00
黄金を造り出す錬金術は、いまから2000年前の古代エジプトの時代に考え出されたと言われています。

もちろん元素である金は、他の何を化合しようが得ることは出来ないわけですが、排泄物から金を造りだそうという突飛な実験をしていた男が火事を引き起こし、逮捕されました。

排泄物から錬金術01
事件が起きたのは北アイルランド。

放火罪で逮捕されたポール・モーラン（30歳）容疑者は罪を認めており、周囲の人を危険に巻き込んだことで3ヶ月の禁固刑を言い渡され、その後に12ヶ月の保護観察となる予定です。

消防や警察が火災原因を調査中に、モーランが肥料をヒーターの上に置いていたと供述していたことから、錬金術の実態が露呈しました。

モーランは廃物や糞を利用して金を製造するという、変わった錬金術を夢見ていたようですが、成功どころかアパートの建物に3000ポンド（約36万円）相当の損害をもたらす結果に終わってしまいました。

弁護人は大半の起訴事実を認めながらも、モーランが薬物の問題を抱えていたと主張しています。

ドラッグが原因なのか、それとも凡人にはあずかり知らぬ何かを目指していたのかはわかりませんが、錬金術の夢が今回も夢のままで終わったことは間違いないようです。

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