それって罰としてどうなのか…アボカド泥棒に「1度に10個までしか所有しちゃダメ」との判決が下る
森のバターと言われるアボカド。お腹の肉を落とすなどのダイエット効果もあることから人気が増していますが、アメリカで大量のアボカドを盗んだ男が捕まりました。
そこまでは単なる泥棒の事件ですが、裁判所から下された罰は、アボカドを1度に10個以上を所有してはいけないという、なんとも風変わりなものでした。
本来であればアボカドの所有には何ら違法性はありませんが、バロン・スタイン(44歳)にとっては、数によって違法となったのです。
理由は600〜1000ポンド(270〜450kg)相当のアボカドを盗んだ罪によるもので、サンディエゴの裁判所から1度に10個以上のアボカドを所有することを禁じられました。
それを遵守する条件で禁固刑が免除され、執行猶予3年半の期間はどんなに好きでも、どんなに安くても、1度に10個を超える数を買えなくなったのです。
仮にこの決まりを破ると、180日間の禁固刑が無条件で確定するようです。
バロン・スタインは、もともと牽引トラックのドライバーでしたが、1年半ほど前に失業し、家族を支えるために盗みを働いたと供述しているようですが、以前にもアボカドの盗みの前科があり、相当なアボカド好きかもしれません。
アボカド好きにアボカドの所有制限することは罰になるのかもしれませんが、盗みの罪とどう関係するのかと言われると、少しばかり謎の残る判決です。
Avocado thief banned from having more than 10 at a time