2011年10月25日 08:00

インドで「いらない子」と名付けられた女の子達が一斉に改名する

 

インドで「いらない子」が改名
インドでは、結婚のときに女性側が持参金を支払う風習があるため、娘ばかりの家庭だと経済的に重くのしかかります。

それゆえに女の子より男の子を望む家庭が多く、社会問題化しているのですが、不幸にも期待と裏腹に女の子が生まれた場合、あからさまに嫌がるケースが多く、"Nakusha"と命名された子供が結構いるのです。

なんとその名前は「いらない子」と言う意味を持つのだそうです。

そういった差別的な名前を無くそうと、このたび285人の少女たちが名前を変えて、新しく人生をスタートさせるというセレモニーが地元の行政によって催されました。

セレモニーに集まった女の子は1歳から20歳まで、新しい名前を当てがわれたようです。

国勢調査によると、インドが独立した1947年以来、男女比率の不均衡は10年ごとに広がる一方で、2001年に女の子と男の子の比率は927:1000だったのが、2011年には914:1000となっています。

インドでは、妊婦の超音波スキャンで女の子だと明らかになると、違法な中絶をするケースが後を絶たないらしく、とくに低所得層では顕著だとのことです。

今回のセレモニーがあったマハラシュトラ州は、低所得層が多いこともあって特に女性の出生率が低い地域で、女の子と男の子の比率は880:1000であると言います。

地域の行政ではこの状況に歯止めをかけるための一環として、差別的な名前を改めることにしたようです。

女の子の数が少なければ、いずれ慢性的な嫁不足が待っているわけですが、そうなると持参金どころか払ってでも嫁が欲しいという時代が来るのかもしれません。

285 Indian girls shed ‘unwanted’ names

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