2011年10月27日 08:00

サンフランシスコの教会から2.7トンもの鐘が盗まれる→いつから無いのか誰もわからない

 

盗まれた教会の鐘00
無関心が罪になることがあるのは、過去の歴史が証明していることではありますが、それを象徴するような事件がありました。

サンフランシスコの教会から大きな鐘が盗まれたのですが、いつなくなったのか、誰もわからないと言うのです。

盗まれた教会の鐘01
聖メアリー教会の鐘は、1906年の地震や1962年の放火にも耐え、鳴らされ続けた鐘がありますが、1970年代には電子式のものへと交換されました。

引退後は数十年もの間、建替えられた教会のすぐ外にある木の台に鎮座していたのですが、最近になってこの鐘が忽然と消え去っていることに気づいたのです。

鐘は1889年鋳造の122年になる古さで、高さは5フィート(約1.5メートル)、重さ2.7トンというサイズを誇ります。

歴史的な価値も高く、サンフランシスコの教会にとっての記念碑として重要な役割を担っていました。ところが誰も鐘が無くなっていることに気づかず、そもそもいつ頃からなくなっているのか、誰も思い出せないと言うのです。

盗まれた教会の鐘02
運び出すにはクレーンで引っ張りあげ、平均よりかなり大きな大型トラックで牽引せねばならないのですが、セキュリティカメラはこの方向を全くサポートしていなかったそうです。

記録によると、鐘は銅80%、錫(すず)20%で出来ており、当時の価格で17000ドル程かかりました。現在はだいたい75000ドル(約570万円)相当の価値があると見積もられています。

リサイクル場などでは、今のところ鐘を現金化された形跡はないとのことで、警察は鐘の目撃情報を呼びかけています。

盗まれたことも問題ではありますが、盗まれても誰も気づかない関心のなさも問題にすべき事件ではあるようです。

2.7-ton bell stolen from Cathedral

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