「家にいて欲しかったので…」夫が妻を太らせようと食事にステロイドを混入する
亭主関白な夫の場合、妻にはおとなしく家にいて主婦業をして欲しいと考えるタイプもいますが、イギリスで極端過ぎる行動に出た夫がいました。
なんと妻の食事にステロイドを混ぜて、太らせようとしたのです。
起訴されたのは夫であるダルワラ・シング。妻とは結婚生活17年目で、10代の子供が2人いる家族構成でした。
妻を外に出したくないと考えたダルワラは、太らせるために食事にステロイドを混ぜていたのです。その影響で、妻のほうは湿疹が出来たり、顔に毛が生えるなどの副作用を発症していました。
裁判によるとダルワラは、妻に仕事をあきらめさせて、家で食事など彼の世話だけをさせたかったと言います。自分に依存して欲しいという望みから、太らせれば良いという結論に至ったようです。
2人の娘が父親が「すり鉢」と「すりこぎ」を使って何かをすっている音を聞きつけたことから発覚し、その後、妻が食品棚からステロイドを見つけ、警察に通報しました。
ダルワラが深く反省していることから12ヶ月の禁固刑に2年の執行猶予がつきましたが、家族の住む家からは追い出され、一人暮らしをしながら養育費を払うことになっています。
また、妻には面会禁止となり、子供たちに会うことも大きな制限がついたようです。
ステロイドには、長く使用すると男性化していく副作用がありますが、今回の事件では使用期間は短かったとのことです。
独占欲や束縛したい身勝手な気持ちから犯行に及んだのでしょうが、これだけ長く続いた夫婦でもこんな行動に出るものなのですね。
Husband secretly fed his wife steroids to 'fatten her up' and make her stay at home